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2023.04.25

【文系学生向け】リノベーション業界の用語、解説してみた。

【文系学生向け】リノベーション業界の用語、解説してみた。

はじめに

皆さん、こんにちは!
「住まいに関わる仕事がしたい」「人生に1度の大きな買い物に携わりたい」という想いで住宅業界への就職を考えている方の中には、リノベーション業界を視野に入れている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、就職活動での説明会やインターンシップで、聞き慣れない言葉が頻出した経験はありませんか?

文系学生にとって、建築関係の用語は難解です。

この記事では、リノベーション業界を目指す文系学生が知っておくべきリノベーション業界の用語を解説してみました。
是非、就職活動の参考にしてみてください!

【初級】リフォームとリノベーションの違い編

そもそも、リフォームとリノベーションの違いはご存知でしょうか?
まずは、混同しやすい「リフォーム」「リノベーション」から解説していきます!

リフォーム:「reform(=改善・改良)」

老朽化した建築物を新築に近い性能に戻すこと。
リフォームは、住宅設備の損傷、キッチンやトイレなど水回りの老朽化した箇所を改修し新築に近い状態に近づける、つまり「原状回復」のための工事です。

リノベーション:「renovation(=価値の刷新)」

既存の建築物に改修を行い、新しい機能を加え価値を向上させること。
古くなった内装や設備を一新して新築以上に使いやすくすることや、住まい空間に自分の理想のデザインにアレンジする・・というような建造物に「これまで以上の価値」を加えることができます。

【中級】就活に必須!リノベーション業界 業態編

リノベーション業界と一口に言っても、お客様の求めるリノベーションの方法により業態は多岐に渡ります。
そこで、リノベーション業界の「業態」にまつわる用語を3つ解説していきます!

ワンストップリノベーション

お客様が中古物件を購入してオーダーメイドのリノベーションをする場合、物件探し→住宅ローン選び→設計・施工などの工程があり、多くの関係者と契約をする必要があります。そこで、これらの工程を全てまとめ、リノベーションに関する窓口を1本化した業態が「ワンストップリノベーション」です。
各工程でそれぞれ別の会社に依頼する手間が省けるので、お客様はスムーズにリノベーションを進めていくことができます。

買取再販

買取再販とは、中古物件を仕入れ、リノベーションし、市場へ再販売する業態のことです。
エリアや物件の広さにあわせニーズにあう間取りや内装につくり変え、主に不動産会社がお客様に販売していきます。

半完成物件/未完成住宅

完成度90%で販売し、床や壁、家具などを自由に選択できる住宅のことです。
これまで、住宅は0%から作るオーダーメイドか、100%の完成品を買うのが普通でした。ですが、仕上げに関わる10%部分をオーダーメイドにすることで住む人に合う住宅をより手軽に作ることができます。

 

リノベーション業界の企業は様々な定義で区分することができます。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください!

【建築学生向け】リフォームリノベーション業界カテゴリ分けしてみました。

 

【上級】インターンで使えるかも!?建築用語編

間取り図/平面図

部屋の種類や配置、広さ、向きをはじめ、ドアや窓の開閉方向などを確認することができる図面のこと。間取り図は、建築学生でなくても、物件探しやお引越しなど普段の生活で見ることができます。

パース

建物の外観や室内を“立体的な絵”にしたものです。
間取り図/平面図では分かりにくい建物全体のイメージを表現し、未完成物件の完成予想図として用いられます。

ゾーニング

ゾーニングとは「区別する、区画する」という意味を持ちます。
つまりゾーニングとは、建物の空間を機能や用途別にまとめて効率的に配置することです。住宅設計では、主に間取りの大まかな計画を立てる際に行います。

スケルトン/スケルトン工事

スケルトンとは「骨組み」という意味。つまり、スケルトン工事とは、建物の骨組み以外を全て解体する工事のことです。
建物を支える梁や柱のみを残し、壁や天井、床、設備、水道配管、電気配線まで解体します。
リノベーションでは一度建物をスケルトン状態にすることで、水道配管や電気配線を新しいものに取り替え、間取りを自由自在にデザインすることが可能になります。

 

画像引用:リノベるJOURNAL

 

マンションの場合、写真のように、天井・床・壁すべてむき出しのコンクリートに囲まれた状態にしてからリノベーションを行うことを、一般的に「フルリノベーション」と呼んでいます。

最後に

いかがでしたでしょうか?
リノベーション業界のような専門性が高い業界では、業界で使われている用語を理解することが、業界と企業の正しい理解へと繋がることを感じていただけたのではと思います。

リノベノシゴトでは、他にもリノベーション業界を目指す学生向けの記事を配信していますので、就職活動の参考にしてみてください!

 

 

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