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2021.01.21

木部の塗装って何を選べばいいの?

この記事のポイント!

  • 木部の塗装は大きく分けると「造膜型」と「浸透型」がある
  • 傷や水に強い「造膜型」の代表はウレタン塗装
  • 人や環境に優しい「浸透型」の代表はオイル塗装
  • イメージの違いを防ぐのには【色見本】

皆さん塗装と言われて何をイメージしますか?
塗装=ペンキをイメージする方もいるかと思います。

 

ホームセンターに行くとよくわかりますが、今は本当に多種多様な塗料があります。
また、昨今のDIYブームなどで塗料の専門店やインテリアショップや百円ショップでも塗料を扱っています。

 

リノベーションでも塗装仕上げにする仕様が増えてきているのではないでしょうか。
そこで、今回はリノベーションで使用頻度が高い木部(床・建具・家具・棚板など)の塗装の種類や特徴を具体的にみていきたいと思います。

用途や仕様によって使い分けられるように参考にしてみて下さい!

どんな種類があるの?

画像引用:朝日ウッドテック@フローリング総合研究所

数ある塗料ですが、木部への塗料は大きく2つのタイプに分けられます。

タイプ1:『造膜型塗料』

特性
・木材に染み込まず、表面に塗膜を作る
・耐久性,耐水性に強い塗料例
・合成樹脂:合成樹脂調合ペイント(=ペンキ) / ウレタン / ニス / ワックス
・天然樹脂:漆 / ワニス

タイプ2:『浸透型塗料』

特徴
・表面に塗膜は張らず、木材の内部に浸透
・本来の木目や質感(手触り)を活かせる塗料例
オイル(オイルフィニッシュ) / ステイン

◆オイル(オイルフィニッシュ)は内部で浸透し固まる為、木材を保護

◆ステインは内部で固まらず保護効果が無く、着色が目的→上塗り必須
※「オイルステイン」と呼ばれる商品はステインの一種

『ウレタン塗装』はどんなところに選べばいい?

造膜型塗料の中でよく使われる一つが『ウレタン塗装』です。
=正式名称は “ポリウレタン樹脂塗装”

 

一般的は艶のあるイメージですが、最近は艶消しのマットなウレタン塗装も販売されています!

既製品フローリング(合板フローリング)もウレタンが主流です。
以前は家具・建具にも主に使われ、既存で塗装の物はウレタンがほとんどなのではないでしょうか。

特徴
・傷や汚れ、熱に強い
・耐水性に優れている
・乾きが早く、塗装も素早くできる
・フローリングの場合、ワックスメンテナンス不要
・リーズナブル✖️一度塗装が剥がれると部分的な塗り直しが難しい
✖️本来の木の質感が活かせない向いているところ向いているところ
・接触が多い場所:手摺、建具
・水を使い汚れやすい場所:洗面カウンター、棚板
・傷が付きやすい場所:フローリング

『オイル塗装』のメリット・デメリットは?

一方、浸透型塗料で主流なのが『オイル塗装』です。

オイルフィニッシュ ” =オイル塗装のことです。

 

DIY人気に伴って種類やメーカーも増え、エコや自然素材の人気の面でもオイル塗装を選ばられる方が増えています。

特徴
・植物由来の油を主原料とし、人・環境へ優しい
・木目を活かした仕上がりになる
・扱いやすくお客様自身でのメンテナンスがしやすい
・綺麗に仕上げる為に複数回の塗り重ねが必要✖️強い耐久性が必要な場所に不向き
✖️耐水性に弱い
✖️塗布に使用した布や刷毛は空中酸素に反応し自然発火する恐れがあるので注意向いているところ
・手足に触れる場所:フローリング、建具、家具
・木本来の色や質感を活かしたい場合
・小さなお子様がいるご家庭

『オイル塗装』どこのメーカーを選べばいい?

オイル塗装も様々なメーカーから出ていますが、外せないメーカー2社をご紹介します。

用途別やカラーも豊富にあるので、迷ったりしたら参考にしてみて下さい!

 

【OSMOカラー】

引用元:OSMO & EDEL HP

  • 防汚,防水性に優れている
  • 子供用おもちゃにも使われるくらい安全の保証がされている
  • 塗り方にコツがいる

【WATCOオイル】

  • サラサラしていて色ムラが少なく、初心者でも塗りやすい
  • 同じワトコオイル同士で色を混ぜられる
  • 乾くまでに時間が掛かる
  • 耐水性に弱い

 

いかがでしたでしょうか?
少しは木部塗装についてご理解いただけましたか?

今回は主要な2種類をメインに説明しましたが、素材や用途・仕上げのイメージに合わせて他の塗装も合わせて選定してみて下さい。

 

また、クリア以外を選ぶ場合は「色見本」を用意することをオススメします!

 

HPや画像で選ぶと、実際に仕上がった時に「思ってたのと違う!!!」とクレームになる可能性があります。
選んだ材種と塗料(塗り回数)の色見本を作ってもらい、色見本を元に決めると安心です。

材種の色・表情も画一ではないことが多いのでその点も含めて、お客様には事前に説明するようにしましょう!