リノベ業界の新着情報配信中

 
閉じる
  • facebook
  • twitter
2020.05.22

【スキルアップ】「収納量」ってどうやって確保するんですか?

「デザインの始め方」とは?

いざ、リノベーションの設計をはじめようとしても何から手を動かし始めるんだろうと漠然とした不安を持っている方も多いのでは?

マンションリノベーションで住宅設計をしていた編集部メンバーにとっても大きな困り事だったデザインの始め方。

要望により設計に特徴が出やすい内容を厳選し、何を考え始めないといけないかのTipsをお伝えします。

「収納量確保したいんですけど…」

ライフスタイルが多様化された現在、住まいに求めることも多種多様となってきています。

その中で特にマンションリノベーションはそのソリューションとして選ばれることが多く、住宅設計の中でも様々要望に当たり悩むことが多いです。

例えば…「収納量確保したいんですけど…」

マンションリノベーションは都市部の好立地で、広い面積ではなくコンパクトな設計を求められることも多く、
収納スペースを広くするだけでは解決ができないこともあります。これを聞いた時、何を考え始めればいいでしょうか?

このようにはじめての要望とぶつかると、相当数の時間を割いて何から手を動かし始めればいいか考え、その先でリサーチを行ったことを今でも覚えています。

ここからは少しでもその工数を削減できるよう、何を考えるべきか、何を注意すべきかTipsをご紹介させていただきます。

①お持ちのモノ・量を確認

漠然と収納といっても、モノによって収納位置が異なるのでしっかり種類の確認は必要です。

また各場所にどれだけの収納を確保するべきかは、それらの量によるので合わせて確認しましょう。
たとえば、服・靴・本・お子さんのおもちゃ・お皿などの料理関連はベースであるとして、趣味のモノや来客用の寝具など。

個人差もある範囲ですので細かく確認して損はありません。また、現在は在宅ワークも増えてきていますのでお仕事に関連して収納が必要なモノの確認も求められると思います。

②「服」の量はクローゼットの幅で算出?

各設計者の方はスペースの試算する上で指標を持っているかと思います。

例えば服であればクローゼットの大きさは参考になります。

服の厚みや幅もそれぞれですので実際にハンガーの必要な長さが算出可能です。

また、本の量であれば何段の本棚が何本あるかなどが指標になるかと思います。簡単に数で算出するのではなく、あくまでも奥行き・幅・高さの全ての数値を確認を取ると、住んだ後に収納が足らないなどの問題は発生しづらいと思います。
なお、収納の扉の仕様によっても入れられる大きさが変化しますので設計する上では注意が必要です。

③収納するモノの使用頻度を確認

収納するモノによっては年に一回や保管だけしておきたいモノなど使用頻度が極端に少ない場合もあります。

一方で日常的に使うモノもあるので当然ながら、頻度が多いものは取りやすい位置、少ないものが奥の取りづらい位置にすることにより効率的な収納はできます。

例えば使用頻度の少ない季節モノの服はストレージに段ボールで入れて高く積み上げて保管して、クローゼットはコンパクトにすることも可能です。

もしくは床下収納や天井裏の収納など出しづらい場所にも置いておけるでしょう。
変わり種としてはクラウドストレージの利用です。お子さんのおもちゃや部活の道具など数年で使わなくなるモノがある場合に有効な選択肢かと思います。1つの段ボールで月々数百円から預けることができるのでスポット利用の活用を案内して収納スペースを調整し、LDKの広さを確保したこともあります。

④見せる収納、隠す収納

収納の多くは一般的に隠すイメージが強いかと思います。その方が、埃もたまらないですし日焼けもしません。

雑多であっても隠せもします。

しかしながら見せる収納、つまり扉の無いオープンな収納を起用すると、通風が行き届きカビの発生を抑制したり、キレイに彩ればオシャレに見えるアクセントにもなるかもしれません。
また、収納扉の無い造作であれば扉のある収納と比べ、コストも抑えて造作家具の制作も可能です。
ちなみに、造作家具であれば大きさも細かく調整が可能ですのでデットスペースも少なく、効率的に収納スペースの確保も可能になります。

⑤面積が足らなければ立体的に積む

平面にて収納計画を算出していると、どうしても手詰まりしてしまう場面がいつか来るかもしれません。
その時には上下で使い分けをすることで空間の有効利用ができる場合もあります。

例えば寝室側で上部のスペースを利用して、反対側のお部屋では下部の収納を使い、てれこ型にして無駄を省くける場合もあります。

また、費用は掛かりますが収納量確保の優先順位が高いのであれば提案できる手段はあります。

「ロフト」や「小上がり」の造作です。
天井高の限られたマンションリノベーションであってもギリギリでロフトは造作可能です。ロフトの上のスペースを寝室とした場合は少し閉塞感ができて、むしろ人によっては、おこもり感が好みの方もいるかもしれません。そして下部はしっかりした収納スペースを確保に利用します。次に小上がりは第二のリビングや来客用に布団を敷いて寝室スペースにもなり、多目的に利用ができつつ、ロフト同様に下部を収納に利用できます。

 

イメージ湧いてきましたか?

当然ながらこれ以外にも考えるべきことや、微調整している部分は大いにあります。
少しでも皆さんに役立ってば幸いです。

今後も、様々な「○○したいんですけど…」を掘り下げて見ようかと思います。是非お楽しみに。

 

あわせて読みたい

【UB】リノベーションと相性の良いUBメーカーを5つご紹介

施工管理の未来?リノべるが開発を進める「遠隔施工管理ツール」

【商品紹介】工業系タスクライト/toolbox

  • facebook
  • twitter