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2021.06.11

【みんなの失敗談】壁塗装のツヤが違うんですけど…!!

~この記事でわかること~

  • 先輩の失敗談で学びを得ましょう!
  • 施工側だってミスはする
  • 対応策は具体的に!
  • 設計での改善点も協議しましょう!

「みんなの失敗談」とは?

多くのことをお客様と一から決めて、多くの方が関わり作り上げていくリノベーションによる「住まい」。どうしても失敗によるトラブルは発生してしまいがちです。しかも、住まいは工事中であれば常に後ろに次の作業が控えていますし、既にお引渡しをしていれば住んでいる状況ですので早急な対応が必要です。一方で住まいに関するトラブルは知識と経験に伴い、対応スピードは左右されてしまうことも多いでしょう。

「どうしよう、、」
「何が原因なんだろう、、」
「お客様になんて言おう、、」

こんなことを考え始めただけでパニックに陥り、初手が遅れてしまい、場合によってはさらなるトラブルを生んでしまうかもしれません。

過去の失敗談でも先輩方の貴重な体験談をご紹介していますが、今回は施工での失敗談を一つご紹介致します!無いことを願いますが、万が一、似た様な失敗をしてしまった際に参考にしてみて下さい。

あれっ…壁の塗装こんなにツヤツヤだっけ?

インタビューに答えてくれた先輩のリノベーション工事の現場は、順調に進み最後の仕上げに取りかかっていました。壁の塗装仕上げも終わり、照明や棚板・小物を取り付け始めている段階で現場の様子を見に行ったそうです。

「あれっ……壁の塗装何かツヤツヤしてない?」

その場で図面を確認すると『(白系の品番)3分艶』と記載(汗)
現場に置いておいた仕上げ塗装のサンプル板を確認すると…やはり『(白系の品番)3分艶』との文字が(滝汗)

3分艶のはずの塗装が全艶のツヤツヤだったのです!!!もちろん塗装工事は終わっており、週末にはお客様の竣工確認が控えている状況で、一旦、思考は完全停止してしまったようです。

引用元:Photo AC

なぜ?どうして?

図面にも正しく指示があり、間違えがないようにサンプル板も現場に置いておいたのに…どんなミスが考えられるのかを想像を働かせてみたところ下記が想定でしました。

  • 塗料を発注した際に間違えたのか?
  • 現場に間違えて持ってきてしまったのか?
  • 他の現場とごっちゃになってしまったのか?
  • 3分艶を全艶と誤解、思い込んでいたのか?

この事例では現場側・職人さんのシンプルな認識ミスが原因でした。
多くの人が施工に関わり、職人さんの手で作り上げていく為、設計が要因ではないミスも発生します。人は誰だってミスをしますので仕方のないことです。

引用元:Photo AC

対応の流れ

起きてしまったことはどうにもなりません。塗り直しが間に合えば、対応=塗り直しになるかと思いますが今回はお客様の竣工確認を週末に控えてたため、塗り直しの時間は無く、早急な対応が必要でした。対応は以下のように行ったようです。

1. 経験のある上司に相談し、対応方法を検討
2. 現場・工務店に塗り直しになった場合の段取り確認
(最短で塗り直しに入れる日程・工数、お客様への連絡事項など)
3. メール&電話にてお客様へ謝罪+対応方法を説明
4. お客様に竣工確認時に直接見ていただき、塗り直しをするか判断

結果的には、塗り直しは必要ないと判断いただいたようです。とはいえミスにより、本来であれば塗り直し分の費用が発生するものです。それがお客様の判断によりなくなっただけですので実費は発生していませんが、配慮としてのお値引きすると判断する会社も中にはあるかと思います。この点に関しては、しっかり上司に相談を行っておきましょう。

ポイントは?

【自分で判断が難しい場合は相談!】
経験がなかったり、上司や会社の判断・承諾が必要な場合など、対応方法の判断が難しい場合は上司(先輩)に相談しましょう。失敗やトラブルがあった時に報告するのはもちろんですが、勝手な自己判断で問題が大きくなったり、新たなミスにつながる場合もあります。

【対応策は具体的に詰める】
今回は塗装の塗り直しをするかorしないかのどちらになりますが、塗り直しをした場合に「いつ作業に入れて、何日かかって、塗り直しによる注意点やリスクの有無や内容」など詳細まで確認しておきましょう!出来れば謝罪の連絡をした際に、詳細も合わせて対応方法を説明できると良いです。

まとめ

施工のミスは設計ではコントロールしきれない場合があるかと思います。頻繁に現場に行ったり、発注品番が間違っていないか都度確認したりすればミスは減るかと思いますが、現実的ではないですよね。施工ミスが発生した場合、まずは対応方法を早急に検討する必要があります。このスピードは本当に重要です!

そして、施工側で再発防止に努めてもらうのはもちろん、設計でも出来ることがないか施工側と協議しましょう!図面の書き方で改善できないか?仕上げサンプルの置き場所やアナウンス方法はどこがベストか?住まいづくりのチームとして意識してみて下さい。