リノベ業界の新着情報配信中

 
閉じる
  • facebook
  • twitter
2020.02.09

「iPad Pro」を活用した、コミュニケーション術

新里悟
1986年生まれ。
大工として7年間現場経験をし、その後設計事務所に転職。新築戸建て、リフォーム業務を経て、リノべる株式会社にて設計職として従事。

 

お客様や工務店さんとのコミュニケーションでお悩みの方は、多いのではないでしょうか?
今回はリノベーション設計職として勤務されている新里さんに、「iPad pro」を活用したコミュニケーションについて聞いてきました。

なぜiPad Pro?

「iPad Proを使う理由は主に2点です。それは、気軽に持ち運びできる事/イメージの共有がしやすい事です。
持ち運びがしやすい事はもちろんですが、iPad Proなら画面に直接手書きできるので、図面や画像資料にそのまま手書きする事が可能です。
また写真や画像イメージを見せる事も簡単なので、PCや紙で仕事を行うよりも手軽にお客様や施工店さんとイメージの共有ができます。」
今回はそんなiPad Proの活用方法を実際の施工現場や打ち合わせで使用されている、新里さんから教えて頂きました。

設備・仕様の伝え方

お客様から希望を伺った際に、言葉だけではなかなか伝えられない事も多いのではないでしょうか?また設計のイメージを言葉だけで伝えるのはなかなか難しいのでは?
そんな時にはPinterestや、InstagramRoomClip使って、イメージの共有をするのがオススメです。
「お客様からイメージを伝えて頂いたら、そのイメージに近い画像をInstagramやpinterestで検索して、その場で見せる事でお客様への伝わり方が全然違います。言葉での説明だけだと、上手く伝わらない事が多いのですが画像を通して説明する事でお客様のイメージも曖昧だったものから明確になり、打ち合わせもスムーズになります」

またもう一点意識して行っている事が、社内の過去事例を見せる事だという。
「打ち合わせの際には、pinterestやInstagramの写真に加えて自社で行った過去事例を見せるようにしています。検索した画像イメージだけだと、海外の事例も多く実現できなかったり、料金が高額になってしまう事もあります。だからこそ、実際に行った過去事例をお見せすることで、現実感を持ったイメージに落とし込んでもらいます」
また過去の施工事例をお客様に選んでもらう事は、もう一つ大きなメリットがあるという。それはお客様が選んだ過去事例の設計者に、アドバイスを貰える点だ。
実際に設計された方に注意点や特に重視したポイントを聞いておくことで、工数が大幅に削減され、かつ再現度も高くなる。

スケッチで内装イメージの最終確認

打ち合わせを重ねていき図面も出来上がってきたが、設備や写真のイメージだけでは部屋の全体イメージや雰囲気の説明は難しいのではないでしょうか?
そんな時に活用できるのが「Procreate」というスケッチアプリです。
「このアプリを使えば30分程度で、スケッチが手軽に作成できます。参考画像や商品画像だけだと、どうしても実際の部屋とは少し異なってしまいます。
そんな時にこのアプリを使って部屋のイメージをスケッチする事で、お客様が実際に住む家のイメージが明確に伝わります。」

またここでイメージのすり合わせを行う事には、理由がある。
「ここでイメージを完全にすり合わせて置かないと、後々クレームやお客様の満足度も下がってしまいます。それは設計者としても、お客様にとっても良くない状態です。ですので、このすり合わせ作業には特に重点を置いていて、入念にスケッチを行う事で最終合意をいただきます。」

Notabilityで施工店さんとのイメージ確認

最後にご紹介するのが、「Notability」というアプリ.
現場で施工店さんとコミュニケーションを取るにあたり、口頭や図面だけでの指示だとどうしてもイメージが伝わりにくいのでは無いでしょうか?
そんなときに活躍するのが「Notability」というアプリ。このアプリではPDFや画像のデータに対して、直接手書きで文字を書き込む事ができる。

「このアプリを使って、図面に注意事項や画像添付を行っていく事で、工務店さんにもイメージが伝わりやすくなるし、データ化もできるので後々のトラブル防止策にもなります。」
また紙のようになくしてしまったり、いちいち印刷する手間もないというのが利点だ。
「このアプリを使う事で施工店さんとのイメージ違いが減り、また施工店さんからもわかりやすいと好評です。私達は、設計者だけではなく施工店さんとの協力も大事なのでこういった伝え方も日々工夫しています。」

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はipad proを使ったコミュニケーション術をご紹介して頂きました。
会社によって導入できる/出来ないなどあると思いますが、お客様にとっても施工店さんにもメリットの多いiPad Proをこの機会に導入してみてはいかがでしょうか?

あわせて読みたい

どんなプロセスでリノベーション設計はじめますか?「デザインのハジメカタ」について

 

  • facebook
  • twitter