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2022.08.29

住宅の換気方法をいっきに解説!コロナ対策にも効果◎

住宅の換気方法をいっきに解説!コロナ対策にも効果◎

〜この記事でわかること〜

  • 換気の種類は、大まかに分けると3種類!
  • 24時間換気は法令で義務化について
  • 換気効率アップのポイント

2020年、withコロナの夏も終盤となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用・手洗いうがい・勤務体系の見直しだけでなく、「3つの密」のうちの1つ、[換気]は商業施設・オフィスはもちろん、住宅においても重要視されています。

これから涼しくなり、家庭内感染についても再び関心が高くなる季節が迫ってきています。お客様の健やかな暮らしのために換気知識を再確認しておきましょう!

 

換気とは?

換気とは、汚染物質*(人間にとって害になるもの)を減らし、部屋の中と外の空気を入れ替えることです。コロナ以前より、換気は住環境において重要性が注視され、2003年7月には、シックハウス対策のために建築基準法が改正されています。

*汚染物質:⼆酸化炭素(CO2)、⼀酸化炭素(CO)、ホルムアルデヒド(HCHO)、ハウスダスト、花粉、細菌、ウイルスなど

さらに近年の気密性の高い住宅では、生活しているだけで日常的に空気が汚れるので定期的な換気が必要です。

 

 

換気の種類

換気について、大まかに分類すると以下の3つに分けられます。

換気の種類給気排気特徴
第一種換気機械機械計画的で安定した換気ができる
第二種換気機械自然住宅ではほぼ用いられず、クリーンルームに採用される
第三種換気自然機械室内の臭気や湿気が発生する箇所を重点的に排気する

さらに第一種換気では、温湿度を交換してくれる熱交換素子を追加した機能をもつ換気の種類があります。この熱交換システムが異なることがあるので、さらっと見ておきましょう!

換気の種類特徴おすすめエリア
全熱交換式温度(顕熱)と一緒に湿度(潜熱)も交換。臭いの強い空間からの排気不可高温多湿な地域
顕熱交換式温度(顕熱)のみを交換。冬場は室内の余分な湿気排出により乾燥傾向になる寒冷地

 

24時間換気をしましょう

アフター点検などで、引き渡したお客様のお部屋へ訪問すると意外と見受けられることは、24時間換気のスイッチをオフにされていることです。24時間換気は元々、シックハウス症候群の対策のためのものですが、日常的に蓄積される汚れた空気を快適に換気していくためにも必要な機能です。

建築基準法が改正された2003年7月以降の建物であれば、換気口や24時間換気システムが設置されているので、改修計画でも竣工時の換気量を損なわないものに交換しましょう。それ以前の換気設備の整っていないお部屋は、リノベーションを機に24時間換気システムのついたUBの換気扇やレンジフードを取り付けるとよいでしょう。

ちなみに、給気が充分に得られない環境は、吸込み不良や異音などの要因になる場合があります。その懸念を避けるために、同時給排レンジフードを導入して、ある程度の給気量を機械換気でまかなう方法もあります。

 

窓開け換気をしよう

窓開け換気は、窓を一か所開けるだけでOKと思われがちですが、それだと不十分です。給気口、きちんと開いていますか?換気には、ひとつの窓だけでなく通気口(排気・給気)が必要です。居室に窓ひとつと給気口があるのは、給気は隙間が小さいほど勢いが増し、排気は広い隙間からのほうが小さな力で排出できるという空気の特性を利用しているからです。

給気側は小さく開け、排気側は大きく開けましょう!

換気回数は、1時間ごとに5~10分程度換気が窓開け換気の目安とされ、回数が多いほど効果的とされています。※花粉が気になるお客様の場合は、窓の近くに空気清浄機やレースカーテン、給気口はフィルター付きをご提案してみましょう。

画像引用:富士工業

さらに、住宅換気扇の中で排気量が特に大きいレンジフードを窓開け換気に加えて活用することで、換気効率があがるという結果を、富士工業がシュミレーション結果を交えて報告しています。家全体を換気するには、台所からできるだけ離れた窓を開けるとより効果的です。

 

エアコンで換気できる?

通常のエアコンでは、換気はできません!基本的には上記に挙げたような方法で換気をする必要があります。

しかし、窓開け換気以外の時間もなるべく新鮮な空気を入れたい!という場合は、業界唯一、ダイキンからエアコンを運転しながら室内換気もできる「うるさらX」が発売されています。(2020年4月30日現在)

【詳しくはこちら】

取り付ける場合は、スリーブの大きさの確認と、こちらの記事を再読してみてくださいね。

エアコン・失敗談の記事はこちら

 

 

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