この記事のポイント!
・近隣挨拶は、事前準備が重要!
・服装にも気を使わないとトラブルも!?
・どんなご迷惑をお掛けするのか具体的に伝えよう!
マンションリノベを行うにあたり必ず行う作業それが「近隣挨拶」。皆さん、もう一度はやったことがあるのでは?!
近隣住人とのはじめての直接的な接触で、なおかつこれからそこに住むお施主様の代理として行うため、トラブルの無いようにしっかり実施したいところです!
今回はそんな「近隣挨拶」の注意点をいくつか紹介したいと思います!
目次
近隣挨拶とは?
突然大きな音が鳴ったり、断水したりしてしまったら近隣で生活している住人さんに大変ご迷惑なトラブルとなるので事前にご挨拶をするのがマナーです。
すなわちそれが「近隣挨拶」!
つまり、これはマンションリノベーション以外であっても、戸建リノベーションであっても、オフィスや店舗のリノベーションであってもその近隣へのご挨拶は一般的に行います。
一棟の大規模な工事であれば近隣説明会を開く場合もあります。
ただ、マンションリノベーションは規模も期間もその中ではコンパクトなため、訪問する場所や説明する内容はそこまで多くはないので、比較的早い段階で入社したばかりのメンバーにタスクとして降ってくることが多いかもしれません。
これから住むお施主様の代理で訪問している訳ですので、下手なことをしてトラブルを起こさないように実は繊細に対応をしておきたいところです。
しっかりコツを抑えておきましょう!
コツ①:事前調査
上記にも記載した通り、マンションによっては義務とされている場合もあります。
その場合は、どの場所を訪問すべきか、いつまでに訪問すべきか、記載されていますのでしっかり調査をしておきましょう。
また、挨拶だけではなく工事の「承諾」を得る必要があるマンションもありますのでしっかり確認しておきましょう!
なお、訪問する場所は規約に記載があればそれを遵守しますが、筆者としては時間に余裕があるなら広めに挨拶することをおススメします。
上記のイメージのように、工事するお部屋を中心に上下左右斜め、そしてマンションの規模感にもよりますが、同フロアすべてに挨拶するのを型にしていました。
また調査する内容としてはもう一つあります。これはイレギュラーかもしれませんが、近隣住人間でのトラブル例を管理人さんや管理会社担当に確認しておきます。
もし、工事に関して細かく指摘頂く住人がいればその住戸へも事前に訪問しておくのもありかと思います。
コツ②:できる限り近隣住人に会えるよう計画
せっかくマンションまでうかがうのであればしっかり計画を練って訪問しておきたいです。
一般的には、通勤前の早朝、夕飯前後の在宅率が高い時間帯を狙いましょう。
ただここで注意が必要なのは、早すぎても、遅すぎてもご迷惑ですので常識のある時間帯に行うということです。
筆者の経験としてあくまでも目安ですが、朝であれば「8:00~9:00」、夕飯時であれば「19:00」までが常識の範囲かと思います。
ご参考まで!また、個人情報保護の観点で教えてくれないことも多いですが、マメな管理人であれば近隣の生活リズムを知っている方もいます。参考までに確認を取ることもありです。
そして、もし不在出会った場合は配布物とともに簡単でもいいのでお手紙を添えると印象が良くなりますのでそのあたりも計画をしておきましょう!
コツ③:服装はしっかり
いわれなくともできる!と思いきや、できてない方も多く、人の見た目は信用度にも影響するので、トラブルの火種になる可能性があるのが服装です。
しっかり、清潔感のある服装で、誠意をもって訪問しましょう!
コツ④:「工事のお知らせ+工程表」を渡す
さて、やっと訪問と思いきや手ぶらで訪問なんてしていたらただの不審者です。下記配布物を持参しましょう!
- 工事のお知らせ(工事内容・工事時期・連絡先記載のあるもの)
- 工程表(詳細を求められることがある)
- ご挨拶の品(タオルなど、用意できる場合)
特に、「工事のお知らせ」には説明する上で必要な情報はしっかり記載して準備を行いましょう!
コツ⑤:ご迷惑をおかけする内容をしっかり説明
上記の通り、「工事のお知らせ」に記載しているのであればそれを読むだけですが、「大きな音が伴う作業の期間」と、「ニオイが出る作業の期間」は念入りにお伝えしておくとトラブル防止に繋がるかと思います。
近隣によっては在宅勤務をしている場合や、夜勤で寝ているなんて場合もあります。この場合近隣住人側での事前準備も必要です。
また、コンクリートブロックの解体工事などの騒音は隣で道路工事をされているのか?と思うくらい大きな騒音です。
まだまだ大規模なリフォームやリノベーションは少数で近隣住人の方にとっては経験のないことも多いです。しっかり、説明をしてトラブルを回避しましょう!
イメージ湧いてきましたか?
当然ながらリノベ会社によってはこれ以外にもやり方は様々かと思いますので、考えるべきことや、確認することはもっとあるかもしれません!この記事を読んだ後に先輩にも確認しつつ、しっかり対応しましょう!
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