この記事のポイント!
- コンセントって本当に電気通ってる?
- 見落としやすい建具は、実際に動かして確認!
- 書類関係は忘れがち、、、
3月という時期は、完工件数も多く竣工検査や引き渡しも多くなってくるのではないでしょうか?
ただ竣工検査や引き渡し時には準備する事や確認事項も多く、漏れがでてしまいトラブルになることもあるかもしれません。
今回は竣工検査時と引き渡し時に行うべきチェック事項を8つまとめました。
目次
竣工検査時に確認する事6つ
①掃除はしましたか?
基本的な事ですが、室内はきれいに掃除されているでしょうか?
お引渡しの前の事前検査の際に予め掃除はされているかと思いますが、棚やテーブル、手すりにホコリはありませんか?基本的な部分ですが、お客様の満足度を左右する大事な要素なので必ずあらかじめ清掃するようにしましょう。
また清掃道具としてて雑巾、室内案内時に使用するスリッパは必ず持ってくるようにしましょう。
②通路や壁の配置など、間取図通りですか?
合意が取れている間取図と通路の幅やキッチンの位置などズレはないでしょうか?
もちろんないとは思いますが、もし合った際には大きなトラブルとなります。引き渡し時にお客様に説明する前にかならず入念にチェックしましょう。
③造作家具や棚の配置、寸法は合っていますか?
棚の高さに間違いはありませんか?造作家具の横幅は合っていますか?高さや横幅寸法が異なると、当初提案していた使い方から大きく変わってしまいます。
またもし間違いがあれば修正するのがベストですが、別の使い道を提案してみるのもいかがでしょうか?お客様に気に入ってもらえる、使い道が見つかるかもしれません。
④建具に問題はありませんか?
ドアや窓の開け締めを行うにあたり、きしみやゆがみなどありませんか?ドアなどの日々使う建具の細かな不具合にお客様はストレスを感じます。
もし取り付けの問題であれば、すぐに工務店さんに連絡。その場で対処できる問題であれば潤滑オイルを使用して滑りをよくしましょう。
⑤壁材や床材に剥がれや塗り漏れはないか?
床材に剥がれがある事でお客様が怪我をしてしまったり、壁の塗装漏れがある事で雰囲気が崩れてしまったりする事なども考えられます。お客様が住んだ後に修正忘れポイントを見つけると、大きく顧客満足度に影響してしまいますので小さい部分も見逃さないように、細かくチェックしていきましょう。
⑥コンセントやスイッチは機能するか?
明かりをつけようと思ったら電気がつかない・コンセントを挿したが電気が通らないなど、無さそうでたまにあるミスです。特にコンセントは大規模な修正につながるので、事前に確認しておきましょう。
またエアコンや給湯器のリモコンについてもお客様に説明できるように、事前に試しておきましょう。
引き渡し時に確認する事2つ
⑦保証書類は持ちましたか?
設備や機器に関する保証書はもってきましたか?こちらがないとお客様の設備や機器が故障した際に、保証が受けられなくなってしまいます。忘れずに渡すようにしましょう。
また保証書の中にはネットで登録が必要な書類や、注文を受けたリノベーション会社側に記載してもらう書類もあるため事前の確認が必要です。
⑧工事完了確認書は持ちましたか?
工事完了確認書とは契約内容通りの設計が行われた事をお客様に確認頂く書類の事で、お客様にとっても設計者にとっても非常に大事な書類になります。
こちらでしっかり工事が完了した事について承諾を得る事で、後々のトラブルを防ぐ事ができますので必ず持ってきて、サインをもらうようにしましょう。
また工事完了確認書以外にも以下のような書類もありますので、必ず確認するようにしてください。
引用:LIXILリフォームショップ
いかがでしたでしょうか?当たり前に知っている内容も多いと思いますが、引き渡しの多くなるこの時期だからこそ、再確認する必要があると思います。
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