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2022.07.15

【ゾーニング】家具から考えるゾーニング事例を解説!

デザインの始め方「この家具入れたいんですけど...?」

~この記事でわかること~

  • 家具に合わせたゾーニング・間取り作りとは?
  • 事例紹介

 

皆さんは好きな家具や憧れの家具はありますか?

 

私は、いつかダイニングはYチェアで揃えたいと思っています。
加えて、アカプルコチェアも置きたいのですが、サイズも大きく存在感もあるので、置く場所の広さや内装のテイストも合わせなければ家具が浮いてしまいますよね。。

と余談はさておき、リノベーションを行う方はインテリアも好みのものがあったり、既に入れたい家具が決まっている場合もあります。

 

今回は、家具に合わせた住まいづくりのプロセスを紹介します!

 

家具のサイズ感を考慮した空間設計をしよう

既に設置したい家具がある場合、間取りを決める時に重要な事は、家具のサイズ感に合わせた空間設計をする事です。
また、家具と言ってもソファの様に存在感のあるものから食器の様な小物まで様々です。

まず、ゾーニング(初回の打ち合わせ)の時に置きたい家具の有無を確認しましょう。間取り決定後に家具のレイアウトを考え始めると希望の家具が置けない可能性もあるので、事前に動くのが重要です。その際に家具にまつわるエピソードも伺えると、家具と間取りに物語ができてより愛着がわく住まいに近づきます。

また、おうちの中のどこに配置するかも意外とポイントになってきます。配置やライティング次第で家具を引き立てることも可能ですのでこのタイミングで合わせて考えておくのがおススメです。

例えば、箪笥は玄関から入って一番最初に目に付く場所が良いのか、それともリビングで常に見える位置に置いた方がより良いのか等です。

 

家具に合わせて内装材を選定しよう

レイアウトが決まったら、今度は内装材の選定に入ります。

基本的には取り入れたい家具のテイストに合わせた内装材や色を取り入れましょう。例えば北欧風の家具を取り入れたい場合、床材はオークのクリア塗装、ナチュラルカラーを取り入れると空間が纏まります。

取り入れたい家具がビンテージ調の様にかなり存在感が出る家具の場合、床壁天井全てビンテージ調にしてしまうと、空間がごちゃごちゃしてしまい、目立たせたい家具が埋もれてしまう可能性があります。その場合は、全てビンテージ調にするのではなく、敢えて一部を白いクロス等にして他の内装や家具を際立たせる役割を持たせるのがいいかと思います。

上級者編として北欧×モダン等テイストの異なるインテリアを組み合わせたりもしますが、まずは1つのテイストでまとめる事から始めるのがおススメしやすいかもしれませんね。

 

事例紹介

ここで1点事例を紹介します。こちらは、中古マンション購入からリノベーション設計・施工のワンストップサービス「リノベる。」さんのリノベーション事例です。


引用元:リノベる。

 

こちらはプランの作成と並行して家具の選定を行ったようです。初期の段階から家具が決定していた為、間仕切りや内装の色・素材を家具に合わせる事ができているのが特徴です。家具に合わせて間取りや内装を決めていく事は住まいをいちから作るリノベーションだからこそでき、そこに住む人ならではのオンリーワンの空間を作り出す事ができます。

お気に入りの家具が引き立つ空間を是非ご提案ください!