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2021.07.20

【デザインの始め方】人を招くための住まい…設計を始める前の思考整理方法をご紹介

~この記事でわかること~

  • デザイン始める上でまずやること!『軸を決める』
  • デザインのコツ!『固定概念に囚われない』
  • ポイント!『無駄を省いて空間を有効活用』

いざ、リノベーションの設計をはじめようとしても、何から手を動かし始めればいいのやら…。と、漠然とした不安を持っている方も多いのでは?

いろいろな方法論はあるかと思いますが、その一例としてマンションリノベ設計をしている先輩が、どんなプロセスで手を動かしはじめていたのか(=デザインのハジメ方)をお伝えしようと思います。

事例の紹介

実際に先輩が担当した案件のデータをまずは確認してみましょう!

【データ】
・物件面積:約40㎡
・物件築年数:約40年
・家族構成:単身
・趣味:料理
・家での過ごし方:来客が多い
・要望①:友人を招いて料理を振る舞いたい
・要望②:広く見せたい
・要望③:プライベート空間とパブリック空間は分けたい

いざ、始めようとなった時にまずは行いたいのが、『軸』の設定かと思います!この先輩の事例では「友人を招き趣味の料理も振る舞えるLDK」が『軸』となりました。

そして、40㎡と言う広くはない空間を、いかにして有効活用できるかがデザインの重要になってきます。

思考の流れ

軸を設定した後の思考の流れを簡単にまとめますとこのような流れでした。

<要望>:友人を招き趣味の料理も楽しめる空間

⬇︎

<ゾーニング>
・パブリック空間=LDKをオープンにできる限り広くする
・プライベート空間=寝室・収納・浴室・洗面・トイレは最小限に抑える

⬇︎

<具体案>
・キッチンはオープンにし、来客と会話をしながら料理
・無駄な廊下や仕切り・扉は設けない
・キッチン以外の水回りをまとめる
・収納は1箇所にまとめて、パブリック空間と分ける

⬇︎

<図面への落とし込み>
◆玄関を開けてすぐにBARをイメージした、オープンなカウンターキッチンを配置
→玄関からLDへの通路はキッチン対面のBARカウンタースペースも兼ねる)
◆玄関〜キッチン・LD〜バルコニーまで仕切り・扉のないオープンなワンルーム
→玄関が狭くても奥に抜ける空間で広く見せる
◆トイレ&洗面&脱衣室は1つの空間にまとめてレイアウト
→最小限かつ有効にスペースをまとめることで、LDKの面積を最大限広げる
◆寝室はベッドが置ける最小にし、リビング↔︎寝室は中間壁で仕切る
→天井が抜けて繋がることでLDKを視覚的にも広く見せる
◆寝室奥に来客用寝具やスーツケース等大きな物も収納できるWICを設ける

ポイント①

【固定概念に囚われない!】
マンションリノベは制約も多いですが、その中でもできること・デザインはあります。限られた中で要望を叶えワクワクするような提案をしたいですよね。
そのためには柔軟な発想が必要不可欠で、時には固定概念に囚われないことも重要になってきます!

「キッチンは玄関ら見えないように」「トイレは個室」「洗濯機は脱衣室に」などなど。お客様によっては必ずしもそれが当てはまるとは限りません。条件や要望によって固定概念を無くすことで生まれるデザインもあるのです。

引用元:Photo AC

ポイント②

【無駄な空間を省く!】
要望に対して物件が狭い・制限がある場合、いかに空間を有効活用するかが大切です!廊下としてしか意味の成さない空間などが生じてしまったら、レイアウトを見直してみて下さい。

また、単身者や2人暮らしであればトイレは個室でなくても良いかもしれません。
収納が沢山欲しいからと色々なところに収納を設けると、家具のレイアウトが限られてしまったり建具が必要になる場合もあります。

余白や余裕は大切ですが、無駄な空間になっていないか意識してデザインしてみましょう!

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