設計職や建築学生の皆さんなら、どうしても手放せない愛用道具ってありますよね?
設計では、製図用のシャーペンや三角スケールなど、設計専用の道具が多いからこそ、自分に合ったものを探したいと思う人が多いのではないでしょうか。
「どうしてもこのサイズのノートがいい。」「このペンを使えば、気分が上がる。」などなど。その人によって愛用理由も様々あります。
では、皆がどんな愛用道具を持っているのか気になりませんか?
この企画では、リノベ設計職だからこそ紹介できる、彼らの様々な愛用道具を紹介していきます。
▲今回インタビューに答えてくれたのは、4年間ハウスメーカーに勤務し、現在はリノベ設計職として設計と現場監理を行っている本間さん。また一級建築士を一発合格するという偉業も成し遂げています!
目次
仕事道具がすっぽり納まる、手作り道具箱
本間さんの愛用道具は、手作りの布地の道具箱。
本間さんは、筆箱や電卓などの日常で使う道具一式全てを、これに入れて持ち歩いているそう。大好きな柑橘系のカラーを選んだことで、モチベアップに繋がっているんだとか。
道具をひとまとめにすることで業務効率アップに繋げる
―この道具箱を作ろうと思ったきっかけは?
オフィスが新しくフリーアドレスになったことから、荷物をデスクにおきっぱなしにせず、綺麗にしようという意識が芽生え、そのために、持ち物を一つにまとめられる道具箱を作ろうと思ったんです。
それに持物をバラバラに保管していると使いたいと思ったときに、どうしても物を探すのに時間がかかります。
物を探している時間は、とにかく無駄な時間なので、この道具箱でひとまとめに収納することで業務効率アップに繋がっていると思います。
―道具箱というと、プラスチックのケースなどをイメージしてしまいますが、なぜ布地で作ろうと考えたのですか?
布地であれば、中身の容量に合わせて、小さくまとめることができるので持ち運びに便利なんです。また、ファブリックの生地感が好きだったので、これを選びました。
道具箱から生まれる周囲とのコミュニケーション
―他の設計職の方も自分の道具箱をお持ちなんですか?
持っている人はいないです。そもそも、自分の席に文房具を置いている人が少なくて、他の設計職のメンバーは文具コーナーまで、取りに行っている人がほとんどです。
なので私が近くにいると「スケール貸して!」とか、声をかけてくる人が結構います。
また、フリーアドレスということもあり、筆記用具を借りる目的で、部の違う営業職の方が声をかけてくれることもあります。
この道具箱を持つことで、周囲の人とのコミュニケーションづくりのきっかけになっていると感じますね。
道具の管理が苦手な人、オンとオフを切り替えたい人へ
―どんな人にこの道具箱をおすすめしたいですか?
まず、圧倒的にデスクが綺麗になるので、道具の管理が苦手な人や小物が多い人におすすめしたいです。
そしてもう一点は、仕事のオンオフを使い分けたい人。
道具箱を開く、しまうという動作が、仕事の始まりと終わりのルーティーンとなり、気持ちの切り替えにも繋がっています。
パソコンの開閉なども同じかもしれませんが、より気持ちのスイッチが切り替えやすいと思います。