設計職や建築学生の皆さんなら、どうしても手放せない愛用道具ってありますよね?
設計では、製図用のシャーペンや三角スケールなど、設計専用の道具が多いからこそ、自分に合ったものを探したいと思う人が多いのではないでしょうか。
「どうしてもこのサイズのノートがいい。」「このペンを使えば、気分が上がる。」などなど。その人によって愛用理由も様々あります。
では、皆がどんな愛用道具を持っているのか気になりませんか?
この企画では、リノベ設計職だからこそ紹介できる、彼らの様々な愛用道具を紹介していきます。
この記事のポイント!
遊び心のある道具にこだわることが、仕事の楽しさにもつながっていきます。
▲インタビューされた人:インテリアスタイリスト 古久保さん
元々アンティークのバイヤーをしていた古久保さん。沢山の愛用道具を持ってきて下さいました。
今回は、そのうちの2つをご紹介します!
目次
愛用道具を教えてください。
アンティークの道具箱/イギリスで購入
愛用歴 10年
メモ帳/Hermès(エルメス)
愛用歴 20年
道具箱は、元々アンティークの商品のバイヤーをしていたので、この道具箱は完全に趣味で使っているものです。恐らく1940年代くらいのもので、アンティークの照明器具を修理するためのパーツを入れています。
メモ帳は、日常的な生活のこと全般のメモに使っています。
その道具との出会いは?
道具箱は、イギリスにいた時に購入したものです。
メモ帳は、社会人になりたての時に自分で購入したものです。
普段から、メモをとるタイプではないんですが、何か書くときのために、と思って購入しました。
こだわりを教えてください。
道具箱のこだわりは、何を入れても絵になるというところ。
プラスチックとか、もっと便利なものもあると思うけど、この方が絵になりますよね。
僕は、インテリアって、機能的な面と気分的な面が必要だと思っていて。
例えば、椅子ってどんなデザインでも座れるけど、やっぱりみんな「このデザインがいい。」って選びますよね。この道具箱は、そういうものの1つだと思っています。
エルメスのメモ帳は、この中身の用紙は詰め替え出来るんですが、これもエルメスで買っているんです。20年近く使っていますが、とにかく好きという強い思いがあって買っているので、長く愛用しているんだと思います。
使っていてよかったな~と感じた出来事を教えてください。
道具箱は、デザインが珍しいということですかね。こういうタイプのケースは、四角いデザインが多いけど、断面が台形の形で斜めになっているものはあまり見かけないので。
エルメスのメモ帳は、それ自体が珍しいので、お客様との会話が生まれて、アイスブレイクになりますね。
どんな人に勧めたいですか?
DIYが好きな人や、遊び心のあるインテリアが好きな人ですかね。
この道具箱は、元々工場とかで使われていたパーツを入れる道具箱だと思うんですが、これが普通の既製品だったら、味気ないと思うんです。
もちろん、僕もプラスチックの箱をメインで使ってはいるんですが、それとは別に、この道具箱は、おもちゃのような感覚で持っています。古いものに入れると雰囲気が出ますし、インテリアにもなりますよね。
エルメスの手帳の場合も同じで、機能面だけじゃなくて、遊び心をもって楽しめる人に勧めたいです。
まとめ ~自分だけのこだわりを持つこと~
使うツールのこだわりは、その人の仕事の仕方のこだわりにも繋がっているようですね。
この記事を参考に、是非ご自身の愛用道具を見つけてみてはいかかでしょうか?
既に愛用ツールがある方は「なぜそれを愛用しているんだろう?」と思い起こしてみると自分の仕事観が見えてくるかもしれませんね。
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