設計職や建築学生の皆さんなら、どうしても手放せない愛用道具ってありますよね?
設計では、製図用のシャーペンや三角スケールなど、設計専用道具が多いからこそ、自分に合ったものを探したいと思う人が多いのではないでしょうか。
「どうしてもこのサイズのノートがいい。」「このペンを使えば、気分が上がる。」などなど。その人によって愛用理由も様々あります。
では、皆がどんな愛用道具を持っているのか気になりませんか?
この企画では、リノベ設計職だからこそ紹介できる、彼らの様々な愛用道具を紹介していきます。
この記事のポイント!
居心地のいい空間をつくるには、スタートをより自由に描くことが大切。やわらかい線が描けるプラマンはそれにぴったり。自由な発想が広がります。
▲インタビューされた人:リノベ設計職 野澤さん(instagramはこちら)
目次
愛用道具を教えてください。
プラマン/ぺんてる株式会社 愛用歴7年
プラスチック製の万年筆で、中のリフィルを入れ替えると使い続けることができる商品になっています。
黒赤青の三色展開で、全色愛用中。
一番左は、建築家の谷尻誠さんが銀座の『agnès b』(アニエスベー)を設計した際にコラボ商品として発売されたもの。オープン当初、お店を訪れた際に購入しました
その道具との出会いは?
前職の設計事務所で働いていた時に、ボスが使っていたのがプラマンとの出会いでした。
当時、ボスのフリーハンドスケッチから生まれるデザインや工程に憧れを感じていたので、ボスに少しでも近づきたくて購入しました。
こだわりを教えてください。
私は商業空間を担当しているのですが、居心地のいい空間やおいしいご飯が食べられる空間ってどういうものなんだろうと考えたときに、CADや硬いペンを使って直線で描くよりも、スタートをより自由に描きその後に理詰めして形に落としていくほうが良いと思ったんです。
プラマンはやわらかい線が描けるので自由な発想が広がったり、自由度の高い形状を生み出すことができる優れものです。
使っていてよかったな~と感じた出来事は?
プラマンを使う以前は0.9mmのシャープペンシルを使っていました。
太く描く良さはあったのですが、どうしてももやもやしたシャーペンの跡が気になって。
しかし、プラマンを使い始めてからは一回一回しっかりとした線として残るので、形が見やすく「これってこういう形にできるかも?」という発見が多くなった気がしています。
どんな人に勧めたいですか?
設計を始めたばかりの若手の方に使ってほしいですね。
最近は学生のうちからCADを使いこなしている方にが多く、画面の中ですべての工程が完結してしまうことも多々あると思います。また、設計経験がない人でもマニュアル通りに進めれば簡単な設計ができるようになっている現実も。
でもやはり、居心地の良さは人によって違うから、自由な発想を持ち自分の手を使って描き、その先に見えてくるかたちを空間として作ることが大切だと思っています。
だからこそ、プラマンを使って自由な発想で描くひとが増えてほしいですね。
まとめ ~自分だけのこだわりを持つこと~
使う道具のこだわりは、その人の仕事の仕方やこだわりにも繋がっているようですね。
この記事を参考に、是非ご自身の愛用道具を見つけてみてはいかかでしょうか?
既に愛用道具がある方は「なぜそれを愛用しているんだろう?」と思い起こしてみると自分の仕事観が見えてくるかもしれませんね。
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