リノベーションとコミュニティづくりで暮らしを豊かにする「場」を生み出している株式会社リビタ(本社:東京都目黒区、代表取締役:川島純一)はリノベーション住宅購入検討者・賃貸住宅入居者・オフィスや商業施設利用者などを中心とした267名に対して「暮らしと住まいのアンケート調査」を実施しました。この調査は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて在宅時間が増加したことによる、暮らしや住まいに対する考え方への変化の実態調査を目的に実施したものです。
【調査結果トピックス】
◆Stay Home期間中、住まいについて考える時間が増加した(74%)
◆今後の住まいへの希望条件・暮らし方に変化も
◇現状の住環境に不満を感じ、間取りの変更や快適な空間を求める傾向
◇テレワーク推奨による通勤頻度の減少により、都心に住む必要性に疑問を感じる声も
◇メリハリのある住空間・一人になれる空間を求める傾向
◆今の住まいに手を加えたり住み替えたりしたいと思うようになった(73%)
◆今後住み替え時に重視したい項目は、
1位:リラックスできること(75%)、2位:家でも仕事ができる環境(54%)
3位:家族と一緒にすごせること/自然を感じられること(38%)
【調査結果】
◆Stay Home期間中、住まいについて考える時間が増加した(74%)
Stay Home期間中に考える時間が増えた項目について調査したところ、「住まいのこと」と答えた方が全体の74%を占めました。次いで「働くこと」が70%という結果になりました。また、この上位2項目をあわせて考える人も多くいることがわかり、テレワークの増加により、住まいと働くが以前より切り離せない関係となってきたことが読み取れます。
◆今後の住まいへの希望条件・暮らし方にも変化が!
◇間取りの変更や快適な空間を求める
現状の住環境に不満を感じ、間取りの変更や快適さの向上を考える人が多い傾向がわかりました。仕事のためのスペースや子どもの学習スペースの確保といった間取りや広さを求める声だけでなく、防音性や適切な室内温度といった機能性の改善を求める声もありました。また、外で遊べないため家の中で遊べるスペースの確保も求められています。
◇都心に住む必要性に疑問を感じる声も
テレワーク推奨により通勤が減り、また今後もテレワークが増えることを想定して、都心に住む必要性について再考する方もいました。これまでは仕事をする場として家を選んでいなかったため、今後テレワークが当たり前になる場合、このまま住み続けるべきかどうか疑問を感じる声が上がりました。環境の良さを求めて、自然のある地域への住み替えも検討されている方もいます。
◇メリハリのある住空間・一人になれる空間を求める
これまでは寛ぎや安心という視点で考えがちな住まいでしたが、集中できる空間・遊ぶこともできる空間としてのニーズも高まり、メリハリのある住空間が求められています。また、家族全員が家にいることで少なからずストレスを感じることもあり、時には一人になれる空間がほしいと感じる声もありました。多様な場面に対応できる家作りが求められそうです。
◆今の住まいに手を加えたり住み替えたりしたいと思うようになった(73%)
今の住まいに手を加えたり住み替えたりしたいと思うかという調査に対し、39%が「住み替えたい」、33%が「リノベーションしたい・改善したい」を選択する結果がでました。約7割の人が現状を改善したいと考えており、中には実際に購入済み住戸のリノベーションを考え出した方や、家の片付けやDIYを実行した方もいました。
◆今後住み替え時に重視したい項目は、1位:リラックスできること(75%)、2位:家でも仕事ができる環境(54%)、3位:家族と一緒にすごせること/自然を感じられること(38%)
今後家に手を加えたり、住み替えたりする場合、重視したいことを調査したところ、75%が「リラックスできること」と回答しました。次いで54%が「家でも仕事できる環境」、38%が「家族と一緒に過ごせること」「自然を感じられること」という結果が出ました。
住まいでの工夫や事例を見たいといった声もあり、そういった声を受け当社ではSNSや会員様向けメールマガジンでの事例の配信や、オウンドメディア「のくらし」でリノベーションしたお宅の事例紹介をしております。
【調査概要】
・目的:在宅時間の増加による、暮らしや住まいに対する考え方の変化の実態調査
・対象:リノベーション住宅購入検討者・賃貸住宅入居者・オフィスや商業施設利用者
・調査方法:webアンケート方式
・実施時期:2020年5月末~6月上旬
・回答数:267件
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