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2020.04.16

【スマートホーム×リノベーション!】 スマートホームを取り入れたリノベーション事例!【前編】

そもそもスマートホームって。。。?

突然ですが、スマートホームと聞いて何を思い浮かべますか?

数年前では、「スマート…なんか便利な家?」とぼんやりと答えていた方が、今では「家の中で『Alexa』や『OK,Google』と呼びかけて、音楽を流したり、TV番組を録画できるスピーカーのある家のことでしょ?」というくらいスマートホームの一面がみえてきました。最近では大手家電メーカーのCMでもスマホを使って遠隔操作できる機能を宣伝するほどに市場も発展してきています。

そう、スマートホームとは、このようなスピーカーや家電などのIoT*¹やAI*²を取り入れた電子機器を通して、暮らしを豊かにするシステムを取り入れた住宅のことです。

*¹: IoT=Internet of Things。
通称「モノのインターネット」、通信機能が搭載されたモノたちが相互に情報伝達できること。
*²: AI=Artificial Intelligenceの略。
人工知能。その多様な可能性から、まだ統一された定義はない。

 

 

なぜスマートホームとリノベーションを組み合わせる必要があるのか?

さて、リノベーション設計者にとって、スマートホームを考慮する必要はあるのでしょうか?

今はスマートスピーカーやスマート家電を購入して、その便利さだけで満足する人が多いかもしれません。ただ必ずしもスマート機器が増えれば比例して居住空間が快適になるとは思えません。ミニマルな生活や断捨離などのライフスタイルが普及する中で、無駄のないモノとの暮らし方も豊かさのひとつとして捉えられているからです。

ガスコンロに加えてIHコンロと選択肢が増えたように、新しいスマート機器たちによって、お部屋の見せ方や使い方が変化するような提案をこれからは求められていくのではないでしょうか。

 

スマートホームとリノベーションを組み合わせるメリット

リノベーションにあって、建売や既存住宅にはない大きな利点は、自由な電気計画です。
お施主様の暮らし方にあわせるだけでなく、スマート機器の特性を踏まえることが可能です。

現在は、既存のコンセントを利用してIoT機器を活用する製品が多く出ているので、今後のお施主様の導入を見据えてコンセントの位置や個数を多めに計画することができます。内装は素敵なのに、よく見るとタコ足配線だらけの部屋でコードがもっさり…ということを避けることができます。

 

事例紹介

それでは実際に、スマートホーム機器を導入した設計者 藏本 恭之氏の自邸をご紹介します。

【参考事例 データ】
・家族構成:ご夫婦(現在は+お子様1人)
・物件面積:89m²
・築年数:37年(リノベーション完工時)

【ポイント】
・IoT機器の積極的な導入に対して電子機器を感じさせない工夫
・収納や水回りを部屋のコアにした家事のしやすい間取り
・家族の成長にあわせたフレキシブルな土間空間

【住んでいる人:藏本 恭之 Yasuyuki Kuramoto】
リノベる株式会社 リノベーション本部 関西設計・施工部 デザイン1課所属
建築デザインへの目覚めは幼少期。日曜の朝に観た「渡辺篤史の建もの探訪」をきっかけに建築、特に住宅デザインに興味を持つようになり、小学生の頃から3Ⅾデザインソフトで理想の間取りづくりに没頭。大学院卒業後、設計事務所で新築戸建てや店舗の設計に従事する中で、住まい手とともに“暮らし”をつくる住宅リノベーションに強い関心を持つように。2013年リノベるに入社後、様々なお客様の暮らしのデザインに関わるとともに、国内外のデバイスを活用したスマートホーム・リノベーションのサービス立ち上げにも携わっている。

 

スマートホームを取り入れるにあたり、工夫したポイントと設計する際の注意点①

今回はスマートホーム機器の入門編としてまずはお掃除ロボットについて解説していきます。

まず、すっかり家事のサポーターとして地位を得たお掃除ロボット。
その販売後から年々、「購入予定をしているからお掃除ロボット用の基地をつくりたい」というご要望が多いスマートホーム家電の一つです。

ルンバが掃除を終えて帰ってくる基地を希望される方には「配線やルンバが常にみえているのが気になる」「子供が触ってしまうから隠したい」という暮らしのお困りごとがあるようです。

事例では、iRobotのルンバを家の真ん中にある冷蔵庫横のすきまが基地になっています。

【設計時の注意点】
① 基地の寸法:機器本体の大きさはもちろん、充電ステーションと各機器のセンサー可動範囲を考慮しましょう。
※各製品によって、設計寸法は異なるので注意。製品の取扱説明書の記載を確認しましょう。

② 段差のない間取り:リノベーションでは水回りの移動によって段差ができてしまう可能性があるため、ロボット掃除機の導入有無は早期にお施主様へ確認しましょう。

 

後編では、スマートホーム化するにあたり特に工夫したポイントである、hueとスイッチ計画についてお伝えいたします。ご期待ください。

 

続きは後編で、ご覧いただけます。
(後編は4/23にアップロード予定)

 

 

 

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