皆さん、こんにちは!
名建築が豊富な加賀百万石、金沢でも特徴的な建築の一つである『金沢海みらい図書館』を見学してきました。
別名『ケーキのハコ』早速見ていきましょう!
目次
金沢海みらい図書館とは?
金沢海みらい図書館は2012年、世界で最も美しい公共図書館25選に選ばれた金沢の図書館です。
概ね 45m × 45m × 19m の直方体の穴の空いた箱の中に、三層のフロアが大きな吹き抜けと共に構成されています。
別名『ケーキのハコ』と言われるように真っ白のハコに無数の丸窓を配したダイナミックな建築となっています。
特徴的な丸窓の総数はなんと6000個!
丸窓のガラスにはセラミックプリント処理を施すことで室内に水玉模様が浮かび上がるのを防いでおり、十分な採光を確保しながらも空間に包まれる安堵感をもたらし、図書に向き合える環境を形成しています。
金沢海みらい図書館にはどうやって行くの?
金沢駅から北陸鉄道バスに乗り込み、揺られること約20分。
「金沢海みらい図書館前」バス停で下車し、そこから徒歩1分の場所にあります。
なかなかアクセスしにくい場所にありますが、メインの利用者は地元の方々。
駐車場もしっかり完備されています。
金沢海みらい図書館は誰がつくったの?
こんな素敵な建築。いったい誰の設計でしょう。
設計したのは教育施設など数多くの名建築を設計した『シーラカンスK&H』が設計しました。
シーラカンスK&Hとは
『シーラカンスK&H』は、工藤和美と堀場弘の建築ユニットです。1985年に活動開始し、1986年に東京大学原広司研究室の大学院生だった6人のパートナーで「シーラカンス」を創設。その後、1998年にシーラカンスK&Hとシーラカンスアンドアソシエイツに対等分社し、それぞれが別会社で再出発しています。
シーラカンスK&Hの代表的な作品として「さつき幼稚園」、「富山市立芝園小学校」などがあり、数多くの境域施設を手がけています。
まとめ
金沢の『ケーキのハコ』こと『金沢海みらい図書館』はいかがでしたか?
近所にこんな素敵な図書館があったらついつい寄り道して使いたくなる。
そんな素敵な図書館。
皆さんも機会があれば是非寄り道してみてください!