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2022.11.22

世界中で人気のインテリアブランドをご紹介!

世界中で人気のインテリアブランドをご紹介!
  • 名作家具と言ったらまずは北欧家具から。
  • 日本にも職人の技術が光る家具は沢山ある!
  • 海外で人気の家具ブランドは北欧だけじゃない!

みなさん、こんにちは!
暮らしの中で必要な「家具」。せっかく素敵な空間を作っても家具がマッチしていなければ、チグハグな空間になってしまいます。また、素敵な家具を置いても機能性があまり良くなければ、居心地がよくありません。

そこで今回は「世界中で人気のインテリアブランド」をご紹介していきます。長く愛されているものかつ機能性も兼ね備えているものを選定しました。
知っているブランドばかりの人もいるかもしれませんが、家具について苦手な人はまずは今回紹介するブランドを抑えて、そこから色々と派生させていきましょう。

 

圧倒的人気の北欧家具ブランド3選!

北欧には有名な家具会社や歴史に名を残す名作家具が数多く存在し、全て紹介し切れないのが残念ですが、その中でもここは抑えておくべき家具会社を3社ご紹介します。それぞれ微妙にテイストが違うので、どのような商品があるのかじっくり見てみてください。

『Carl Hansen&Søn(カールハンセン&サン)』

引用:カールハンセン&サン HP

知らない人はいないのではないかと思うくらい有名なこちら、数多くの北欧名作家具を世に送り出してきているデンマークの家具会社です。
ハンスJ.ウェグナーをはじめ、アルネ・ヤコブセンなど有名北欧家具デザイナーの作品を取り扱っています。
最近では昔ながらの伝統も大切にしつつ、現代のデザイナーともコラボレーションを行っています。

中でも有名なのはハンスJ.ウェグナーの「Yチェア」。今もなお世界中で愛されています。いつか絶対欲しいと思っている人も多いのでは。
人気の秘密はデザインの美しさと座り心地の良さ。
色も何種類かあり、北欧テイストだけではなくミッドセンチュリーやアーバンライクなテイストにも合う椅子です。

引用:カールハンセン&サンHP

カールハンセン&サンのHPはこちら

『FRITZ HANSEN(フリッツハンセン)』

引用:フリッツハンセンHP

こちらも北欧を代表する有名な家具デザイン会社です。1872年にデンマークで創業して以来、数多くの有名家具デザイナーや建築家とコラボし有名家具を生み出してきました。現在では世界85カ国以上で販売されており、世界的に有名な家具デザイン会社の一つです。
デンマークの巨匠アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルム、また日本を代表するデザイナー佐藤ナオキともコラボしています。

フリッツ・ハンセン社を代表するベストセラーはなんと言っても「セブンチェア 」ではないでしょうか。アイコニックなデザインだけでなく座り心地も兼ね備えており、色々なシリーズが出ています。
ミッドセンチュリーだけでなくスタイリッシュなテイストにも合います。

引用:フリッツハンセン HP

フリッツハンセンのHPはこちら

『H A Y(ヘイ)』

引用:HAY HP

2002年に誕生したデンマークのインテリアプロダクトブランドです。日本には2018年に直営店がオープンした割と新しいブランドです。
50年代、60年代のデンマーク家具デザインを大切にしながらも、新しいデザインを取り入れた商品開発を行っています。
家具だけでなく、生活雑貨も取り扱っており、デザインはシンプルで機能的かつ日常生活に取り入れやすいデザインとなっています。「シャープなデザインながらも優しいカラーのものが多く、シャープなデザインながらも暖かさを感じます。

人気なのは下の写真の脚が特徴的なテーブル。フランスを代表するロナン&エルワン・ブルレック兄弟がデザインしたコペンハーグシリーズのテーブルは、コンパクトなスペースでも使えるよう設計されています。また、軽やかな天板は指紋や汚れが付きにくい仕様になっておりお手入れも簡単です。

引用:HAY HP

HAYのHPはこちら

国内の人気家具ブランド3選!

名作は北欧家具だけではありません。
実は日本にも職人の技術が光る優れた家具は数多く存在します。どれもこれも紹介したい家具メーカーばかりなのですが、ここではテイストの違う家具メーカーを3つに絞って紹介していきます。

『マルニ木工』

引用:マルニ木工

100年経っても「世界の定番」として認められる木工家具作りを目指している広島の会社です。
日本だけでなく積極的に海外でも展開しており、海外でも様々な国に納品されており、プロダクトデザイナーの深沢直人さんがデザインした、マルニ木工の代表作「H I R O S H I M A」はなんとアップルの本社である「アップル・パーク」にも採用されているのです。
この「H I R O S H I M A」は2009年のミラノサローネ国際学見本市で木の性質を知り尽くしたマルニの高い技術と造形美が高く評価され、一躍世界的に有名になりました。曲線がとても美しく、どこからみても完璧なフォルムです。かつ体にフィットして座り心地のよく、滑らかな木の質感が癒されます。

引用:マルニ木工HP

マルニ木工のHPはこちら

『カリモク60』

引用:カリモク60 HP

「カリモク」という日本の中でも老舗の家具会社はみなさんご存知かと思いますが、「カリモク60」はカリモクが1960年代に生み出した家具を引継いでいる家具会社です。
経済状況や新商品の発売とともに以前の家具を廃盤にする家具屋さんもあった中で、カリモクはイメージを刷新するためにカリモク60を作り、1960年代からあるKチェアなどを販売したのです。カリモクでは職人が手作業で家具を作っていましたが、「カリモク60」では量産化をはかり、品質を保ちながらもコストを抑え、より人々の手に届きやすいようにしました。

「Kチェア」は1962年に初めて自社製品として発売されたカリモクの椅子の第1号です。そこから50年以上も変わらないデザインで愛されている商品です。カフェ風のお部屋やナチュラルテイストのお部屋にいかがでしょうか。

引用:カリモク60 HP

カリモク60のHPはこちら

『ACME Furniture』

引用:ACME Furniture HP

こちらは大手アパレル会社ベイクルーズグループが運営している会社です。1960~1970年代のアメリカンヴィンテージ家具を独自の価値観でセレクトし、自社工場にてメンテナンスをして販売しています。2006年よりオリジナル家具の製作を開始し、アメリカンヴィンテージの特徴を取り入れ独特の世界観を出しています。アメリカンヴィンテージという、無骨ながらも味わいのある家具はどこか懐かしさを覚え、愛着の湧くものばかりです。
下の写真はFRESNOソファー。アメリカンヴィンテージを彷彿とさせるソファーです。味わいのあるレザーは経年変化を楽しむことができます。男前でかっこいいですよね。インダストリアルテイスト、西海岸風、カフェ風のテイストによく合います。

引用:ACME Furniture HP

ACME FurnitureのHPはこちら

その他海外の有名な家具会社2選

最後に北欧以外の海外の有名家具会社を紹介していきます!

『Knoll(ノル)』

引用:Knoll HP

ノルは1983年にニューヨークで設立された世界的なファニチャーブランドです。ミース・ファン・デル・ローエやエーロ・サーリネンなど20世紀のモダンデザインを代表するデザイナーの家具を世に生み出してきています。”Modern Always”を信条にデザインを追求し続けた家具は半世紀以上経った今でも“使われる芸術品”として称されています。
どれもこれも名品ばかりなのですが、その中でも住宅に合わせやすい人気商品はこちら。約90年以上前にマルセル・ブロイヤーによって作られた「チェスカチェア」は1本のスチールパイプで体の重さを支えており、片持ちのフォルムが特徴的です。片持ちの構造と藤を編んだ座面のおかげで程よい弾力もあります。
先ほど紹介した「カールハンセン&サン」の椅子などと組み合わせてもオシャレです。

引用:Knoll HP

KnollのHPはこちら

『ligne roset(リーンロゼ)』

引用:ligne roset

フランスのモダンな家具会社で、世界中に700もの店舗があります。現在では家具だけでなくカーテン、アクセサリーやテーブルウェアなどを世界的に活躍するデザイナーとコラボし、コンテンポラリーなライフスタイルを提案しています。
リーンロゼの中で最も有名なのは何といってもこちらのソファー「TOGO」です。1973年に発売されて以来何と全世界で120万脚以上販売されています。発売から約50年経ってもなお色あせず、個性的でモダンなソファーです。

引用:ligne roset

ligne rosetのHPはこちら

 

今回の家具特集はいかがでしたか?名作と言われる家具は時間が経っても色あせず今もなお世界中で愛され、また、現代のインテリアスタイルにもマッチします。それらはデザインだけではなく使い心地も良く機能性も兼ね備えています。
残念ながら今回紹介できなかった有名家具メーカーや名作家具は国内外ともに山ほどあります。家具は様々な雑誌で取り上げられることも多いので、雑誌で特集が組まれたりしていたら手にとってみてください。

やはり空間の中にお気に入りの家具が1個あるだけで、暮らしの丁寧さが変わってきます。家具を選ぶ際は生活に溶け込み愛着の湧く家具を選ぶようにしましょう。
予算の問題もあると思いますが、リノベーション工事やリプロダクト商品でメリハリをつけて提案していきましょう。家具も含めトータルでコーディネートできるのはお客様にとってもありがたいので、ぜひ積極的に家具も提案していきましょう。

 

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