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2022.10.28

台湾の有名な建築7選!台湾旅行はここにいこう!

台湾の有名な建築7選

 

今年オープンしたばかりの「台北パフォーミングアーツセンター」をはじめとし、近年、建築界隈でも多くの話題をさらっている、とにかく今とてもHOTな国『台湾』。
(※台北パフォーミングアーツセンターについても、この記事後半でご紹介しています!)

東京から飛行機で4時間、同じ東洋文化を共有するとても身近な隣国でありながら、その歴史と土地柄が織りなすエキゾチックな雰囲気は、一度は直に体験してみたい不思議な魅力に溢れています。

そこで今回は、その歴史的な趣きと世界各国の建築家が生み出す創造的なアイデアの融合により独自の進化を遂げている厳選した台湾建築7選をご紹介していきます!

台湾に足を運んだ際は、この7建築を見ておけば間違えなしです!

 

1. 台湾東海大学 路思義教堂

引用:I.M.PEI Foundation

特徴:台湾台中市西屯区の東海大学内にあるプロテスタント教会堂です。この教会は柱を一本も使用せず、屋根と壁を兼用する独立した4面の壁面から構成されており、東洋と西洋の文化的伝統を融合したその形状は、世界でも有数の構造建築の一つと言えます。
設計者:I.M.ペイ
竣工年:1963年
住所:台中市西屯区台湾大道四段1727号 【地図】
営業日時:HPをご確認ください

▼公式ホームページはこちらから (中国語 or 英語)
台湾東海大学 路思義教堂HP

 

2. 台中国家歌劇院

引用:Wikipedia

特徴:「カテノイド」と呼ばれる、床・壁・天井が曲線的につながった三次元曲面の構造体がこの建築の最大の特徴です。世界9大新ランドマークにも選ばれたこのオペラハウスは、アイコニックな外観はもちろん、施設内どこまでも続く洞窟の様な曲線は息を飲む美しさです。
設計者:伊東豊雄
竣工年:2016年
住所:407台湾台中市西屯區惠來路二段101号 【地図】
営業日時:HPをご確認ください

▼公式ホームページはこちらから
台中国家歌劇院HP

 

3. 富富話合 Taipei Roofs

引用: PAUIAN ARCHILAND

特徴:台北市街に建つ地上12階建ての分譲集合住宅で、重なり合うグリッド状の構造によって、斜線制限をかわしながら全ての住戸に3m四方のバルコニーを設けています。平田晃久の、建築を「生成する生命活動の一部」ととらえる摂理を象徴する建築の一つです。
設計者:平田晃久
竣工年:2017年
住所:台北市中山北路二段27巷7-1号 【地図】
営業日時:住宅施設のため室内見学不可
※公式ホームページなし

▼建物の詳細情報はこちらから(中国語のみ)
PAUIAN ARCHILAND

 

4. 陶朱隠園

 

引用:Amazing Architecture

特徴:陶朱隠園は、台北市に建設されたDNAの二重螺旋構造を思わせる斬新な外観デザインがとにかく目を惹く高級集合住宅です。そのデザインもさることながら、雨水リサイクル・省エネLOW-E複層ガラス・23,000本をこえる植栽等、環境負荷の低減も最大限に考慮されています。
設計者:ヴィンセント・カレボー
竣工年:2018年
住所:台北市信義区松高路68号 【地図】
営業日時:住宅施設のため室内見学不可

▼公式ホームページはこちらから (中国語 or 英語)
陶朱隠園 (Tao Zhu Yin Yuan) HP

 

5. 台南市美術館2館

引用:Shigeru Ban Architects

特徴:台南市の町の中心に位置する、既存のショッピング・文化施設用の地下駐車場の上部に新設された市立美術館です。市のシンボルである鳳凰花の五角形をヒントに、五角形フレーム構造の内外にギャラリーを積み木のように重ね、それらがずれた屋根上を公園として活用しています。
設計者:坂茂・石昭永
竣工年:2019年
住所:臺南市中西區忠義路二段 1 号 【地図】
営業日時:HPをご確認ください

▼公式ホームページはこちらから(中国語のみ)
臺南市美術館HP

 

6. 屏東県民公園 HEITO 1909

引用:dezeen

特徴:屏東市の南東に位置する屏東(ヘイトウ)地区の再開発プロジェクトとして砂糖工場・パルプ工場跡地を再利用した20ヘクタールの広大な公園です。完成するや否や数々の賞を獲得しており、その独創的でアーティスティックな空間は、現在、世界の注目を集めています。
設計者:ECG International Landscape Consultants
竣工年:2021年
住所:900 屏東縣屏東市復興路1号 【地図】
営業日時:不明
※公式ホームページなし

▼公式動画はこちらから
屛東県民公園

 

7. 台北パフォーミングアーツセンター

引用:OMA

特徴:14年の歳月をかけて、ついに今年の春にオープンした台北パフォーミングアーツセンター。そのアバンギャルドな出立もあり、竣工前から業界内問わずかなり熱い視線が向けられていました。主に舞台芸術に特化しており、シナリオや用途に合わせて変更・統合できる、可変型のいくつもの劇場集合体から成り立つ複合施設です。
設計者:OMA
竣工年:2022年
住所:111台北市士林區劍潭路1号 【地図】
営業日時:HPをご確認ください

▼公式ホームページはこちらから (中国語のみ)
臺北表演藝術中心HP

 

 

さて、今回は台湾の有名な建築7選をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?
台湾全体の国土は、九州の約0.8倍とコンパクトではありますが、今回ご紹介した建築からも見て取れる様に施設の規模・コンセプトがとてもダイナミックで、2000年以降特に、国全体の街づくり・都市開発への熱意を強く感じます。

日本人建築家がデザインをしている建物も数多く、一度は実際に足を運んでみたくなる壮大なスケールのプロジェクトばかりですね。

ぜひ、機会があった際には、直接訪れてみてはいかがでしょうか……?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

 

 

 

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