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2022.05.09

【 キッチン 】人造大理石に自信あり!トクラスのキッチン

【 キッチン 】人造大理石に自信あり!トクラスのキッチン

~この記事でわかること~

  • 『トクラス』の前衛は世界的な楽器メーカー
  • トクラス=人造大理石
  • 人造大理石の常識を覆す”熱に強く、割れにくく、変色しにくい”
  • 「Berry」シリーズはリノベ向き

 

マンションリノベでは住宅設備を新設することも多いかと思います。
お客様によっても優先順位やこだわりは異なるかとは思いますが、キッチンをこだわる方が多いのではないでしょうか?
「間取り変更に伴いキッチンがオープンになるから見た目も重要」
「新築・賃貸では自分好みで選べないから機能にもこだわりたい」
など、キッチンを選べるのはマンションリノベだから出来る楽しみではないでしょうか。

選べる楽しみがある一方、メーカー・商品・種類・色も沢山あるので、選ぶのは迷ったり・決められなかったり大変でもあります。
そこで、お客様の好みや要望に合ったメーカー・シリーズを絞って提案出来るとより良いですよね。

リノベーションでよく使われるキッチンメーカーは過去記事「リノベーションでよく使うTOTO、LIXIL、クリナップ、トーヨーキッチン、ウッドワン、サンワカンパニーの特徴をご紹介します。」でご紹介していますが、今回はそれ以外のメーカーのキッチンをご紹介したいと思います。

今回新たにご紹介するキッチンは『トクラス (TOCLAS) 』のキッチンです。
『トクラス』というメーカーを初めて耳にする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
初めて知る方も詳しくは知らないと言う方も、お客様にご提案するキッチンの選択肢の参考にしていただけたらと思います!
それでは『トクラス』のキッチンの特徴やシリーズをご紹介いたします。

 

『トクラス』って老舗メーカー!?

特徴をご紹介する前に簡単に『トクラス』の経歴についてみていきたいと思います。
『トクラス』はキッチンを取り扱う設計・施工経験者の方はご存じのメーカーかと思いますが、一般的にはご存じない方も多いかと思います。

そもそも、トクラスは2013年に ”ヤマハリビングテック” から社名変更をしていて、ピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、世界的に有名なピアノ “YAMAHA” のグループ会社なんです!

その “YAMAHA” の楽器製造のノウハウを駆使して開発した人造大理石を使った、国産初の人造大理石カウンターのキッチンを生み出したのが『トクラス』です。
そして、今年は国産初の「人造大理石カウンターキッチン」の発売から45周年のアニバーサリーイヤーなんです。
実は歴史のある国内のメーカーなのが分かりますよね。


引用:トクラス

『トクラス』キッチンの特徴

それではトクラスのキッチンの特徴やポイントをみていきましょう!
トクラスのキッチンの最大の強みと言えば、やはり人造大理石です!
カウンターだけでなく2002年には人造大理石シンクも初搭載しています。

一般的な人造大理石の特徴は…
「変色する、熱に弱い、重いものを落とすと割れやすい」などが挙げられます。
一方トクラスは…
人造大理石がオリジナルで、その凄さを一言で言うとしたら
「 “強く” て “手入れが楽” 」
他にもトクラスの人造大理石には強みがあるのでご紹介します。


トクラスの人造大理石の特徴
 ①熱や衝撃に強い
  →350℃のフライバンを10分放置しても、重さ198gの銅球を1mの高さから落としても割れにくさや変色しにくい特性があります。
 ②汚れに強くお手入れが簡単
  →調味料が染み込みにくく、毎日のお手入れは水拭きだけで清潔キープ。
 ③傷が付きにくく、傷が付いても簡単修復
  →万が一、傷が付いてもナイロたわしで修復可能。
 ④シンクも人造大理石で隙間なしのシームレス接合
  →シンクまで人造大理石を搭載し、汚れが溜まりやすい段差や隙間を極力なくし、フチまで滑らかで丸みのある一体形状。


引用:トクラス

『トクラス』キッチンのおすすめシリーズ

次にトクラスのキッチンにはどんなシリーズ・グレードがあるのかみていきましょう!
トクラスには3シリーズが展開されていて、
廉価モデルの「 Bb(ビービー)」、中位モデルの「Berry(ベリー)」、上位モデルの「 DOLCE X(ドルチェエックス)」があります。
中でもマンションリノベにおすすめなのが「Berry」シリーズで、「Berry」を中心に詳細をご紹介いたします。

【 Bb(ビービー) 】
高品質の人造大理石がいいけど予算は抑えたいという方におすすめしているシリーズです!
もちろん、カウンターもシンクもオリジナルの人造大理石を使用しており、カウンターは様々なインテリアテイストにも合わせやすい3色から、シンクは7色から選べます。
収納も工夫が施され自分流にアレンジができ、扉材も33色から選べるのも嬉しいですよね。


引用:トクラス

【 Berry(ベリー)】
Berryシリーズがマンションリノベにおすすめしている1番の理由が、カウンターが1mm単位でオーダーでき、シンクやコンロも使い勝手に合わせて位置を調整できる点です!
リノベーションだと設置可能なサイズに制約を受ける場合も多く、1mm単位でオーダーできるなんて理想です。
その他にもおすすめのポイントがあるのでいくつかご紹介いたします。

◆ 新質感人造大理石 “テノール” カウンター
GOOD DESIGN賞も受賞した、塗装と人造大理石が融合したオリジナルの新しいワークトップ “テノール” が仲間入りしました。
今までに無い質感・表情で高級感のあり、さらに耐汚染性や耐傷性も向上しており、見た目も性能もアップグレードできます。

◆ ハイバックカウンター
カウンター奥の立ち上がりが通常より高くなっており、カウンターと一体でシームレスなつくりはトクラスだから出来る仕様です。
油はね・水はねもガードできお手入れも簡単なのが嬉しいですよね。
こちらもGOOD DESIGNを受賞しています。

◆奥までシンク
水栓デッキを斜めに配置することで、シンクの奥行きがカウンターいっぱいまで広げられています。
大きなフライパンやグリルなどもゆったり洗えるのでおすすめです。

◆ 豊富なバリエーション
カウンターは14種類から、シンクは8種類から、扉材は114色から選べ、特にLDK一体のワンルームではお部屋のテイストにより合わせて選べるのが嬉しいですよね。


引用:トクラス

【 DOLCE X(ドルチェエックス) 】
ピアノを彷彿とさせる高級感のある面材が特徴的で、ラウンドタイプもあり、他にはないキッチンをお探しの方におすすめです。


引用:トクラス

今回は実は歴史のある人造大理石で有名なキッチンメーカー『トクラス』をご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?

様々なキッチンメーカーがある中で、各メーカー共に強みや特徴があります。
見た目や機能・素材、価格帯も様々です。
沢山あると迷ってしまいますが、各メーカーの特徴を知っていればお客様にも提案しやすいかと思います。

『トクラス』も選択肢に含めて、設計や提案をする際に参考にしていただけたら嬉しいです!

 

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