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2022.03.16

名作チェアと暮らそう!おしゃれな椅子をご紹介

名作チェアと暮らそう!おしゃれな椅子をご紹介

「一生ものの家具が欲しい」と思いながらもなかなか家具を買い替えるタイミングって難しいですよね。
そんな中、リノベーションは家具を買い揃える良いタイミングです。

プランを提案する際にお部屋の雰囲気に合う家具も一緒に提案してはいかがでしょうか。
また家具の中でも椅子はお部屋の印象を決めるポイントの一つです。

そこで今回は長年に渡り愛されている”名作チェア”を紹介します。
おうちで使える椅子を厳選しましたので是非参考にしてください!

 

HIROSHIMA
マルニ木工

引用元:マルニ木工HP

マルニ木工とは広島に本社や工場がある、木製家具の会社です。
このHIROSHIMAはなんとプロダクトデザイナーの深澤直人さんがデザインした椅子なのです。
見た目からして表面の滑らかさや木の優しさが伝わるこの椅子、曲線もとても美しくて、見ているだけで癒されます。
実際に座ってみても、背もたれ部分や肘掛部分が身体にフィットして座り心地も抜群です。触ってみても、木ならではの柔らかさのおかげかとても滑らかでめちゃくちゃ気持ちいいのです。

このHIROSHIMAは深澤直人さんと職人さんのこだわりが細部まで詰まっており、完成までに試行錯誤があったそう。
まず、この身体へのフィット感と滑らかさ。HIROSHIMAは2次元の図面では確認できない曲線が沢山あり、原寸の試作品を確認しながら、最適な線を導き出しているのです。
また、肘の部分は木目が左右対称になる様に材料を選別しており、その作業は数人しかできないとか。

引用元:マルニ木工

また、こちらのHIROSHIMAはなんとアップルの新社屋にも採用されているのです!日本製の椅子がアップルで使用されているなんて嬉しいですよね。

美しさと触り心地、座り心地を兼ね備えているHIROSHIMA、ダイニングチェアとしてぴったりです。

引用元:マルニ木工HP

詳細はこちら
webshop.maruni.com/fs/maruni/2955310000
【参考】
株式会社マルニ木工HP
webshop.maruni.com/

シェルチェア
チャールズ&レイ・イームズ

引用元:ハーマンミラー HP

ミッドセンチュリーを代表する建築家、チャールズ&レイ・イームズ。建物だけでなく数多くの家具も世に生み出しています。
イームズの生み出す家具はどれもこれも名品ばかりなのですが、その中でも有名なのがこの「シェルチェア 」。シェルチェアを見た事がない人はいないのではないかと思うくらい有名な椅子ですよね。
1958年に発売されて以来、今もなお売れ続けている逸品中の逸品です。

シェルチェアは初めて大量生産されたプラスチックの椅子なのです。
新素材がでできたデザイン性の高い椅子が比較的安価で手に入る様になった事が当時はとても斬新でした。

色のラインナップも豊富なので、一色で何脚か揃えるのもよし、色々な色を組み合わせて揃えるのもよし、クッションなどを合わせても可愛いです。
長時間座ってお尻が痛くなってしまう人にはチェアパットをオススメします。

椅子としてだけではなくサイドテーブルとして使用している人もいたりと、インテリアとしてもぴったり。
色や脚の仕様も色々あるのでミッドセンチュリーやポップなお部屋ではなく、北欧風やビンテージ調等様々なテイストのお部屋に合わせる事ができます!

引用元:ハーマンミラー HP

詳細はこちら
store.hermanmiller.co.jp/c/eames_shell_chairs

No.214
トーネット

引用元:ヤマギワHP

トーネットとはドイツを代表する老舗家具ブランドです。
曲木の技術を開発し、曲木の椅子を大量生産させた事で有名です。
トーネットも歴史に残る椅子を産み出してきましたが、中でもこのNo.214(昔はNo.14という名前でした。)はトーネットを代表する椅子の一つです。
こちらの椅子はなんと5000万脚以上も生産されており、世界で一番売れた大量生産の椅子とも言われています。
現在でもカフェなどで使用されているロングセラー商品なのです。

曲木椅子の代表格とも言われるNo.214、背もたれの丸みを帯びたフォルムが可愛いですよね。
シンプルで上品かつ、圧迫感のないデザインなので、おうちで長年使用しても飽きがきません。

引用元:無印良品HP

詳細はこちら
shopping.yamagiwa.co.jp/%e5%ae%b6%e5%85%b7/category/0/100/?pgi=&cicon=&dosp=&dpcnt=60&img=1&max=&min=&sort=10&swrd=brd100039_1&udns=0&fpfl=0&col=&pno=1

また、なんと無印良品がトーネットと共同開発してNo.214をリプロダクトしています。

引用元:無印良品HP

 

価格を抑え、デザインもよりシンプルになっているので是非見てみてください。
www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/section/S14401

 

セブンチェア
アルネ・ヤコブセン

引用元:connect HP

北欧デザインの巨匠アルネ・ヤコブセンによってデザインされた椅子です。
建築家であるヤコブセンも数多くの家具を手がけてきました。
その中でもこちらのセブンチェアは販売以来700台以上も売れ、ミッドセンチュリーを代表する椅子となっています。こちらの椅子も目にした事がある人は多いのではないのでしょうか。

セブンチェアはアントチェアという世界で初めて背座一体成形を実現させた椅子(こちらもヤコブセンのデザインです。)の後継として作られました。

セブンチェアの人気の秘密はシンプルな形はもちろんのこと、座りやすさも兼ね備えているところにあります。
背もたれ部分の美しいカーブは背中の丸みに合わせて作られており、背中が当たっても痛くないデザインになっています。座面と背もたれは程よいホールド感があり、身体にフィットして快適です。
また、背もたれには適度なしなりがあり、背もたれにもたれかかりながら長時間座っていても疲れにくい構造になっています。

引用元:connect HP

セブンチェアは仕事中の姿勢にも休憩中の姿勢にも対応してくれる椅子なのです。

また、カラーバリエーションも木目調はもちろんの事ポップな色からシックな色までかなり豊富でお部屋の雰囲気に合わせて選ぶ事ができます。空間もすっきりと見え、圧迫感もありません。
更にスタッキングも可能なので、使わない時は重ねておくこともできる便利な一脚です。

引用元:connect HP

詳細はこちら
www.connect-d.com/c/18/162/163/170/

 

【参考】
www.connect-d.com/s/serise7/index.html

 

CH24/Yチェア
ハンス・J・ウェグナー


以前の記事でも紹介した事がある椅子ですが、今回のテーマでこのYチェアを取り上げない訳にはいきません。

北欧家具の定番「Yチェア」。背もたれのパーツがYの形をしている事からYチェアという愛称が付けられている、このチェアも何年経っても色褪せることのない不朽の名作です。
デザイナーはハンス・J・ウェグナー。彼はなんと13歳の時から家具職人の下で修行をしており、生涯500脚以上もの椅子をデザインしているのです!

このYチェアはハンス・J・ウェグナーの作品の中でも有名な椅子の一つで、どこから見ても美しく、シンプルでナチュラルなのに存在感抜群の椅子です。

Yチェアは美しさだけではなく、座りやすさも抜群でずっと座っていたくなる椅子なのです。
座りやすさの秘密はというと、まず、座面はペーパーコードという紐でできており、座る人のお尻に合わせて形が変化して、徐々に座面がお尻に馴染んできます。
また、肘掛から背もたれにかけてのカーブと後ろに傾斜のついた背もたれが身体を包み込んでくれ、リラックスして長時間座っている事ができる椅子です。

引用元:carlhansen HP

色も何種類かあり、ナチュラルテイストはもちろんの事、ブラックフレームなどをチョイスするとモダンなテイストにもあい、かっこいい雰囲気を出してくれます。

引用元:carlhansen HP

詳細はこちらから

www.carlhansen.com/ja-jp/landing-pages/ch24-landingpage?gclid=CjwKCAiA4KaRBhBdEiwAZi1zzgwqW_Nymkb8IbP1-80MP2cJKpDnZm_j_RA7_7u4FcMUTbB46uyQexoClCMQAvD_BwE

スツール60
アルヴァ・アアルト

引用元:artek HP

最後はスツールを紹介します。
こちらも超有名な一脚。建築に携わっていない人でもどこかで見た事があるのではないでしょうか。

このスツール60をデザインした北欧の近代建築家アルヴァ・アアルトは家具のみならず、日用品のデザインも手掛けており、今でもかなり人気のある建築家の一人です。

アアルトが設計した図書館に置くために作られたスツール60。
スツール60の魅力はなんと言ってもシンプルで無駄のないデザインです。

スツール60の脚はL-レッグという構造でできており、脚をよく見ると無垢の脚部分に切り込みが入っており、そこに薄い板が嵌め込まれているのです。
そうすることによってシンプルなデザインは保ちつつ、強度と耐久性を出しているのです。

引用元:artek HP

また経年変化でバーチの色が濃くなっていくところも魅力の一つです。使い込むごとに味わいが出てきてそれもまた楽しみですよね。

更にスツールとしてだけではなく、サイドテーブルやディスプレイ台など汎用性も高く、何脚あっても困らない椅子です。
使わない時はスタッキングできるので便利なのですが、なんとスタッキングした状態でもシンプルな美しさは保ったままなのです。

引用元:artek HP

詳細はこちらから
www.artek.fi/jp/products/stool-60

 

 

名作チェア特集はいかがでしたか?
他にもまだまだ名作チェアはあり、今回紹介できなかった椅子もどれも素敵なものばかりです。是非お店などに足を運び、色々な椅子を見てみてください。

また今回は名作チェアを紹介しましたが、有名な椅子に限らずお部屋の雰囲気とお客様の目的に合う椅子を提案する事が大切です。
毎日使うものだからこそ運命の一脚を提案したいですよね。

 

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