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2021.09.30

リノベ事例でもよく見る!話題の建材「SOLIDO:ソリド」とは?

リノベ事例でもよく見る!話題の建材「SOLIDO:ソリド」とは?

~この記事でわかること~

  • SOLIDOって何?
  • 施工時の注意点は?
  • 事例を見てみよう!

突然ですが、皆さんはSOLIDO(ソリド)という建材を知っていますかSOLIDOとは、ケイミュー株式会社から発売されている建材です。

グッドデザイン賞なども受賞しており、今後より注目される建材の1つで、リノベーション事例はもちろんのこと店舗のデザインでも起用されていることも多いので皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

今回はそのSOLIDOについてご紹介します!

SOLIDOとは?

SOLIDOとは、セメントの風合いを生かした建築素材で、1枚として同じものがない無垢の建材です。

引用元:ケイミュー カタログより

どういう事かというと建材の表面は塗装が施されているものが多いのですが、このSOLIDOはセメント独自の風合いを生かす為、塗装はせずに無垢のままにしているのです。また、セメントから出る白華(エフロレッセンス)もあえてそのままにする事でよりセメントの風合いを表現しています。

引用元:ケイミュー カタログより

なので1枚1枚表情が違い、更にセメントの経年的な変化も楽しめる建材なのです。屋外壁だけではなく、屋内壁や屋内床にも使用する事ができるので、マンションのリノベーションにも使用可能です。

SOLIDOの種類は何があるの?

また、SOLIDOは大きく分けて4つの種類があります。

①SOLIDOtypeM
大きく分けてtypeM_LAPとtypeM_FLATがあり、typeM_LAPは下見板張りとなります。作り出された影が立体感を出してくれ、「鉄黒」「セメント」「錆茶」「灰」の4つの風合いがあります。

引用元:ケイミュー カタログより

②SOLIDOtypeF shirasu
セメントの他に多孔質なシラスや古紙パルプを混ぜ合わせ、調湿機能を兼ね備えたSOLIDOです。素材の持つ風合いにより、typeMよりもベージュっぽい仕上がりになっています。

引用元:ケイミュー カタログより

③SOLIDOtypeF coffee
セメントの他に火力発電所で発生する石炭灰や使用済みのコーヒー豆などの廃棄物を利用したリサイクル内装ボードです。所々にコーヒーの豆かすが現れていていて、とても風合いがあります。

引用元:ケイミュー カタログより

使用時に注意すべき点は?

次に使用する際の注意事項を簡単に説明していきます。お客様への説明だけではなく、施工の際などは施工業者さんとの事前のアナウンスも必要となるかと思いますのでしっかり注意事項は確認しておきましょう。

※使用の際は必ずメーカーの取扱説明書や注意事項をご確認ください。

①自然の風合いを生かしている為、1枚1枚表情が異なります。使用する際は1枚1枚色味が違う事をお客様にきちんと説明しましょう。

②施工前に色味を確認し、仮並べして配置を検討しましょう。お客様も立ち合いのもと配置を検討するとより満足のいく仕上がりになるでしょう。

左側が色味を確認しなかった例で、右側が現地で色味を確認して配置を検討した例です。

引用元:ケイミュー カタログより

③年数が経過するにつれ、白華(エフロレッセンス)部分が増減し、色味が変わる可能性があります。

施工事例をみてみよう!

事例1
こちらはtypeMを施工した事例です。重厚感があり、高級感が出ていますよね。天井に施工されている木材との調和も取れています。

引用元:ケイミュー HPより

事例2
こちらは腰壁部分にtypeF coffeeを施工した事例です。ビンテージ調のカフェ風インテリアにもマッチします。年月が経つにつれ表情が変わっていくのも楽しみのひとつですよね。

引用元:ケイミュー HPより

SOLIDOについてもっと詳しく知りたい方は、ケイミューのHPをご覧ください。サンプルも取り寄せ可能なようですので、実際に素材感を確かめてみましょう!

サイトはこちら▶ www.kmew.co.jp/shouhin/solido/