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2021.08.20

【みんなの失敗談/番外編】照明にまつわる失敗まとめ!

~この記事でわかること~

  • 先輩の失敗談で学びを得ましょう!
  • お部屋ごとの失敗談ベッドルームでの失敗談
  • 照明にまつわる失敗を防ぐポイント

「みんなの失敗談」とは?

多くのことをお客様と一から決めて、多くの方が関わり作り上げていくリノベーションによる「住まい」。
どうしても失敗によるトラブルは発生してしまいがちです。
しかも、住まいは工事中であれば常に後ろに次の作業が控えていますし、お引渡した後であれば、既に住んでいる状況ですので早急な対応が必要です。一方で住まいに関するトラブルは知識と経験に伴い、対応スピードは左右されてしまうことも多いでしょう。

「どうしよう、、」
「何が原因なんだろう、、」
「お客様になんて言おう、、」

こんなことを考え始めただけでパニックに陥り、初手が遅れてしまい、場合によってはさらなるトラブルを生んでしまうかもしれません。

設計をする上で意外と侮れないのが、照明計画。ほぼ毎日使うものなので、些細なミスでも毎日の生活における影響は絶大です。今回は一つの失敗談を深堀するのではなく照明にまつわる失敗談をいくつか紹介させていただく番外編です!そんな先輩のうっかりミスをお部屋ごとに分けていくつか紹介します!

ベッドルームでの照明トラブル

ダウンライトで照明計画をしたベッドルーム。ベッドでスマートフォンをいじったり読書をして、さて寝ようとした所、「枕元に照明のスイッチがない!」…そのような状況だと、渋々寝室の入り口付近にあるスイッチまで照明を消しに行く羽目に。些細な事ですが、毎回はめんどくさいものです。

引用元:Photo AC

では原因はなんでしょうか??ずばり照明計画の打ち合わせ不足による、お客様とのミスコミュニケーションです。

失敗を防ぐ為には、打ち合わせの時にまず現状の使い方の確認から行いましょう。壁際のコンセントで照明をオンオフしているかやリモコンで操作しているかなどをヒアリングしましょう。
照明は日頃の生活に直結している為、照明計画の打ち合わせの際は細かい動線や生活スタイルをきちんと把握した上で提案しましょう。

なお、あとから変更する場合の解決策は主に下記のようです。参考にしてみてください。

①枕元にスイッチを増設し、3路スイッチにする。
※電気工事や、必要に応じて一部解体や復旧が必要です。
②リモコン付きのスイッチに交換する。
パナソニックからリモコン付きのスイッチが発売されており、ダウンライトにも対応可能です。
参考リンクはこちら▶球に変え、対応する無線タイプのスイッチを設置、もしくは、スマートスピーカーで操作。
※スマート電球に対応できる口径の照明である必要があります。

ダイニングルームでの照明トラブルpart1

次はダイニングルームでの失敗談です。ダイニングテーブルの大きさが決まっていない中で決めた、ペンダントライトの位置が、実際にダイニングテーブルをベストな位置においてみたら「位置が違う!」…と、なったお話です。やはりそうなっては、見た目が格好悪いですよね。

引用元:Photo AC

原因はなんだったのでしょうか?

シンプルに、ダイニングテーブルの大きさを決めずに先にペンダントライトの位置を決めてしまった為です。

失敗を防ぐ為にはまずはダイニングテーブルの大きさを予めお客様に確定していただき、それに合わせて照明計画をすることでしょう。もし、施工のタイミングでまだダイニングテーブルを購入していないのであれば、その場合はダイニングテーブルとペンダントライトの中心がずれる可能性がある旨を説明し、予めご了承を頂きましょう。

なお、あとから変更する場合の解決策は主に下記のようです。参考にしてみてください。

①電気配線をやり直し、正しい位置に変更する。
※電気工事や、必要に応じて一部解体や復旧が必要です。
②天井用のフックやピンをつけて現在の位置から正しい位置で吊る。
※ペンダントライトが軽く、天井造作し石膏ボードで仕上げていればホームセンター等でフックやピンを買ってきて、照明のコードをひっかけるだけでも対応可能です。もしペンダントライトが重い場合、また、天井が躯体表しの場合は、職人さんに適切な強度のある方法でフックを取り付ける必要があります。

②の設置イメージは下の写真です。

引用元:Photo AC

ダイニングルームでの照明トラブルpart2

もうひとつダイニングルームでの失敗談です。
ダイニングテーブルの上にペンダントライトを取り付けたましたが、お部屋全体がなんだか暗い・・・。照度が高めの照明を選んだのになぜ?

原因は透過性のないシェードを使用した為でした。照度は問題なくともペンダントライトの光が下向きにのみ広がってしまい、お部屋全体に光が行き渡らない状態だったのです。

以下の写真は同じ60w相当の照明であっても照明の仕様の違いによる明るさの違いです。

引用元:コイズミ カタログ より

失敗を防ぐためには、ペンダントライトを選ぶ時はデザイン性・照度だけではなく、シェードの透過性も確認しましょう。逆にダイニングテーブルのみ光を当てたい場合に、透過性のあるペンダントライトを選ぶと明るすぎ!なんてこともあるので意識しておくと良いのではないでしょうか。

この場合の解決策は下記のようです。

①ペンダントライトを交換する。
※一番簡単な方法ですが、照明のデザインが変わってしまいます。
②ダウンライトを追加する
※電気工事や、必要に応じて一部解体や復旧が必要です。天井裏の状況によっては埋め込み式のダウンライトの設置ができない場合もあります。
③スタンドライトを追加する
※背の高い透過性のあるスタンドライトを追加すると天井付近も明るくなりますが、スタンドライトの周辺に明るくなる部分は偏ります。

リビングルームでの照明トラブル

最後にリビングでの失敗談です。
リビングに家具を設置したところ、ソファに座ると照明の光が直接当たって眩しい!更にダウンライトの真下に背の高い本棚が来てしまい、ダウンライトの光を遮ってしまう。

原因は…?

家具のレイアウトを把握しないまま、照明計画を行ったため、家具のレイアウトに応じた照明計画になっていなかったのです。また、一概にダウンライトと言っても光の種類が拡散タイプから集光タイプまであり、光の種類を理解せず集光タイプを選んでしまったのです。

以下は拡散タイプと集光タイプの光の当たり方の違いです。

引用元:パナソニックカタログ より

このような失敗を防ぐ為には、家具の配置を考慮した上で照明計画を行いましょう。また、ダウンライトの光の特徴を把握し、カタログに記載の配光の詳細をきちんと確認することがポイントのようです。

この場合の解決策は

①家具のレイアウトを変更する。
②ダウンライトを拡散タイプに交換する。
※電気工事や、必要に応じて一部解体や復旧が必要です。交換するダウンライトを選定する際には直径や埋め込みの深さは必ず確認しましょう。

どれも些細な事が原因でミスにつながるケースです。また今回紹介した失敗はよく起こるケースなので、照明計画をする際は十分気をつけて設計並びにお客様に説明しましょう。
上記で説明している方法以外にも解決策はあるかと思いますので失敗にぶつかったらまずはじめに上司や先輩方に相談ですね!