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2021.06.21

知っておきたい!木種以外でのフローリングのバリエーションをご紹介!

知っておきたい!木種以外でのフローリングのバリエーションをご紹介!

~この記事でわかること~

  • 木種以外でのフローリングの種類について
  • オススメフローリング3選!
  • フローリングの幅も色々あるんです!

お部屋の雰囲気を左右するフローリング。一概にフローリングといっても無垢材のものから積層もの、デザインもオーソドックスなオーク系のものからパーケットのようにデザイン性のあるものまで種類が豊富です。今回はフローリングのバリエーションについて紹介していきます。

フローリングの種類とは?

フローリングは大まかに無垢フローリングと複合フローリングに分ける事ができます。まずはそれらを簡単に説明します。

■無垢フローリング

天然木を一枚の板として使用したものです。特徴としては、天然木を使用しているので足で踏んだ時に木の温もりを感じます。また、経年変化による味わいを楽しむこともできますし、よごれのメンテや、色を変えたい場合であっても表面を削り、再塗装することも可能です。
また湿気を吸ったり吐きだしたりするため、調質効果があると言われています。しかし、湿気を吸う場合は膨らみますので、デメリットとしてフローリング間に隙間がつまり、隙間がない場合には床が鳴ったり、床が突き上げられる原因にもなります。また、湿気がない場合は縮みますので隙間があき、そこにゴミが詰まる場合もあります。

無垢フローリングは床暖房に対応していないものが多いのお施主様が床暖房希望の場合、注意が必要です。

引用元:プレイリーホームズ カタログより

■複合フローリング(複層フローリング )

合板を何枚か重ね、表面に木材やシートを貼ったもの。複合フローリングの中でも表面に貼った木材の厚みや材質によって種類が異なります。特徴としては無垢材特有の伸縮や反り、割れが発生しにくく扱いやすいことです。また、無垢材に比べて材料がリーズナブルで、表面が突板(数ミリに無垢板をスライスした)で仕上げている場合は無垢と同様に木のぬくもりを感じることができます。また、多くの複合フローリングが床暖房に対応しているのもメリットです。デメリットは無垢材のような調湿機能がないこと、表面が突板であっても深い傷をつけると下の合板が見えてしまいまし、表面を削って色を変えることは基本的にできません。

引用元:プレイリーホームズ カタログより

オススメフローリング3選!

フローリングの種類が分かったところで、次にオススメのフローリングを紹介していきます。フローリングは木の種類、塗装、貼り方によって選択肢はほぼ無限にあり、ここでは紹介したものはほんの一部です。各メーカーから多種多様なフローリングが出ているので、サンプルを取り寄せるなどして、見比べてみてください。

①ナラ材 キャラクターグレード/ウレタン塗装(クリア)/プレイリホームズ

引用元:プレイリーホームズ カタログより

無垢材の中でもコストパフォーマンスにも優れており、ナラ材なので堅牢性も高く扱いやすい素材です。また、ウレタン塗装を施すことにより表面に塗膜ができ、かたく絞った布などでの水拭きが可能になります。なお、完全に表面をコーティングしますので調湿効果はありません。プレーリーホームズのキャラクターグレードというのは白太や小節・パテ補修があるため木の風合いを感じやすいものです。一般的に節のないモノが質の高さにも繋がるため、その荒さがNGではない方にとってコストパフォーマンスを発揮するフローリングになるかと思います。北欧風やカフェ風などのナチュラルテイストはもちろんのこと様々なインテリアに馴染むオールマイティーな床材です。

②デザインパーケット/AMUー03/ティンバークルー

引用元:ティンバークルーHPより

デザイン性の高いパーケットフローリング。こちらは向きを変えても貼る事ができる、遊び心のあるパーケットフローリングです。普通のフローリングでは物足りない個性的なお部屋にはぴったりです。貼る面積が狭いとパーケットの良さがあまり出ないので、ある程度広く張るのが良いかもしれませんね。

 

③ベリティスフロアーW/クラフトミスティーグレーアッシュ突き板/パナソニック

引用元:パナソニックカタログより

今流行のグレイッシュ系の複合フローリング。独自の加工を施し、木目をより綺麗な状態に仕上げています。複合フローリングでこのニュアンスが出せるとは驚きです。他の色も綺麗なのでぜひ見てみてください。

フローリングの幅も色々あるんです!

最後にフローリングの板の幅について簡単に紹介します。一般的なフローリングの幅は75mm〜90mmですが、最近は幅広のものや幅狭のフローリングも出てきています。個人的には、幅広は高級感や重厚感を出したい場合に使っていました。一方、幅が細いとクラシックな演出をしたい場合に効いてくるかと思います。下記の写真は幅57mm、のフローリングです。幅広、幅狭のフローリングはお施主様の好み次第ですので木の種類以外でも提案の幅を広げてみてください!

引用元:プレイリーホームズHPより