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2021.04.12

リノベ設計者なら使っておきたい!事例&建材・家具の検索サービス【TECTURE】を使ってみた!

リノベ設計者なら使っておきたい!事例&建材・家具の検索サービス【TECTURE】を使ってみた!

~この記事でわかること~

  • 建築設計の多くの時間を割いているのはリサーチ業務
  • 「TECTURE」の具体的な活用方法
  • 教育ツールとしても使えるがインプット方法で注意が必要

リノベーション設計を行っている方も含め、設計業務の大きな時間を費やしているのが「リサーチ業務」。そんな、「リサーチ業務」を効率的にしてくれる手段が今注目を集めています!

設計事務所などの竣工事例写真から、メーカーのカタログ商品までワンストップでつながる検索サービス「TECTURE」(テクチャー) です。今回、実際に設計業務を行う中でTECTUREを活用しているデザイナーに、実際にどのように使っているのかインタビューすることができました。

業務効率を上げたいデザイナーの方々にとって参考になる内容になっているかと思います!ぜひご一読ください!

1)  業務における課題…リサーチ作業

建材、家具、照明、実際にそれらが利用されている事例写真を集め、デザイナーの思い描くイメージをクライアントへ伝えていくプロセスの中で多くの時間を割いて行っている「リサーチ業務」。店舗、オフィスなどのリノベーションのデザインを中心に行っているリノベる株式会社 都市創造事業本部のデザイナー野澤隼人さんも同じくこのリサーチ業務の効率化が課題だったようです。

では、実際にTECTUREのどのような機能を、どのようなタイミングで使っていたか伺っていこうと思います!

インタビューに答えてくれたリノベる株式会社都市創造事業本部のデザイナー 野澤さん

2)  使っておきたい機能、タイミング

編集部:「TECTURE」はどんなタイミングで使っていますか?

野澤さん:設計を続けている中での悩みはリサーチ業務だったので基本的にその際に使っています。その中で調べているものは建材や設備が多いかもしれません。また、自身のアカウント好みの建材はストックしていますね。また、自身のインプットの為にも設計事務所の名前や、施工事例をみる機会として雑誌を読んでいる気分で通勤時間や移動時間などの隙間時間に見ています。

編集部:なるほど、「TECTURE」を使う前はどのようにリサーチやインプットをしていたのでしょうか?

野澤さん:以前は事務所にあるカタログやサンプルブックを片っ端からチェックしてみたり、雑誌をみたりしていました。あとは先輩たちに聞いたりですね。日々のインプットとしては雑誌や建築系のサイトを閲覧することはやっていましたね。ただ、基本的にそこで見れるのは事例までで、使われている建材や設備までは詳細に記載されていないことが多いので、そこから製品をリサーチする苦労がありました

編集部:その苦労はだいぶ減ってきている感覚はありますか。

野澤さん:そうですね、使い慣れたのもあり少しずつ実感してきています。もっと事例や紹介する製品の数の量が増えればさらに業務効率は上がりそうですね。サイト自体も見やすいので状況に応じてにお客様へお見せしながらプランニングすることもあります。例えば、事例写真も豊富で綺麗にまとめられているので参考写真としてお見せするのはもちろんのこと、ディテールを説明をする際のイメージとしてお写真を活用させていただいてます。クライアントに説明する際に図面やCGでは伝わらないことがあった時は助かる場面もありますね。

3)  その他の活用方法

編集部:その他の活用方法はありますか?

野澤さん:そうですね。TECTUREのInstagramやFacebookもフォローしているのでサイトまで行かない中でカジュアルに事例に触れています。こまめにアップしてくれてるので自分的にはそこでのインプットの方が多いですね。

編集部:なるほど、サイトまではって人にはまずはSNSで繋がっておくのも良いかもしれませんね。ちなみに、今後使っておきたい活用方法はありますか?

野澤さん:まだまだデザインの引き出しを増やす必要のある新しいメンバーには見ておくように伝えていこうと思ってます。ただここで注意しないといけないと思っていることが、素材やディテールの情報が多く集まってそこでインプットすることで、「あれ試してみたい」って感じで小手先だけ提案に入れてしまうことは避けるべきということです。設計事務所の方々はクライアントの要望をもとに組み立てて、それらの素材やディテールを取り入れている訳なので、しっかりその背景やストーリーも理解するか、しっかり咀嚼までしてインプットした上で、自身の引き出しに入れ込んでいくように伝えていこうと思っています。

編集部:確かにそこは良い情報が多く集まっているからこそ、使い手として意識が必要かもしれませんね。本日はお時間頂きありがとうございました!

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▼検索サービス【TECTURE】はこちら
www.tecture.jp/

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