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2021.02.16

【前編】リノベならでは!『解体確認』って何を確認するの??

~この記事でわかること~

  • 想定外の壊せない壁の確認はした?
  • 躯体間の距離を実測するべし!
  • 断熱材の有無を確認するべし!

フルリノベはスケルトンにし、部分リノベでも一部解体をするのがほとんどかと思います。
そして、解体後は『解体確認』を実施しているはずです。

でも、実際のところ『解体確認』て何をするか分からない方もいるかと思います。
そこで、確認すべき内容やチェックポイントを今回はみていきましょう!

1.壊せない想定外の壁は無い?

恐らく解体の途中で分かることかとは思いますが…
『想定していなかった壊せない構造物(躯体壁やCB壁など)の有無』はプランにも影響が出る可能性が高いです。もしあった場合にはプランのどの位置に当たるのか測定し、プランの変更が必要か検証しましょう!

CB壁はマンションによっては解体できる場合もあるので、管理規約・使用細則を確認しておきましょう。
→解体できる場合でも、CB解体はオプションの業者も多いので追加費用が発生しないか確認が必要です。

2.躯体の状態は大丈夫?

『躯体の状態』の確認は必須です!
築年数が経っているマンションほど躯体の経年変化が現れるので、躯体現し仕上げを計画している場合は特に重要です。

①補修が必要なダメージの有無

モルタルが剥がれ鉄筋が見えていたり・集中してクラックが入っていたり、強度的に問題がありそうなダメージが無いかチェックしましょう。管理会社への連絡が必要な場合もある為、注意して見て下さい。

②結露やカビの有無

特に外気に面する場所は断熱材を入れる入れないにも関わります。
サッシ周りは特にしっかり見て下さい。

③躯体現し仕上げの最終ジャッジ→お客様の判断

躯体現しを予定していた場所について、実際の躯体の表情を確認し、躯体現しで変更ないかor変更するかの最終判断をします。

④スラブ段差の有無

竣工図が在れば事前に分かるかと思いますが、特に水廻りの躯体床が下がっている=ダウンスラブになっているマンションもあります。ダウンスラブで水廻りを動かす場合は、排水ルートによって床レベルが左右されやすくなるので注意が必要です。

3.躯体スリーブの大きさは?

給湯器を換える場合やエアコンを既存より増やす場合などは、
それぞれの接続で利用する『躯体スリーブ=穴の大きさ』を確認しましょう!

室内⇆室外(ベランダやPS)の接続経路の場合は、既存の躯体スリーブを利用するしかありません。
特に配管が増える場合は、スリーブが狭く配管を通せない可能性もあるので、解体確認で必ず確認して下さい。

スリーブが小さすぎる場合には給湯器の機種変更が必要になるかと思いますが、それに伴って浴室の変更が発生する可能性が出てきます。エアコンは別ルートが無ければ設置が出来ないので、お客様に設置する部屋を選別してもらわないといけません。

4.有効寸法は足りてる?

『躯体間の距離』は必ず実測して下さい!

特に以下は必ず計測しましょう。

  • 躯体壁間
  • 床スラブ⇆天井スラブ
  • 床スラブ⇆梁下

解体前のプランでは竣工図や現地調査の情報を元に、躯体間の有効寸法を推定して計画します。
その有効寸法が実際は短い・低いとプランに影響が出る可能性があります。躯体自体に歪みがある場合が多いので、何点か測定することをオススメします。

※特に “梁下” は床上げをするとかなり低くなる場合があるので、忘れずに測定し床上げ高と合わせて問題ないか確認をしましょう!

※躯体⇆開口部までの間に、寸法に融通が利かない計画をしている場合は、躯体⇆開口部までの距離も確認が必要です。

5.断熱材は入ってる?

『断熱材の有無・施工範囲』も確認しましょう!断熱材があった場合には撤去せず既存利用することをオススメします。

また、吹付け断熱材の場合は、断熱効果を上げる為に接する壁や天井にもオーバー気味に施工してあることが多いので、その断熱材も同様です。断熱材が無かった場合には、新規断熱材を施工するかの最終判断をする必要があります。可能であれば、打ち合わせの時点で断熱が入っていなかった場合はどうするか話しておくといいかと思います。

さて、後編記事は翌週火曜日に掲載予定です!お楽しみに!!