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2021.01.08

床の仕上げ何にする?~抑えておきたいベーシックな床材4選~

この記事のポイント!

  • 床の仕上げは大きく分けて4つ!
  • フローリングには、単層・複層の2つが存在する
  • モルタルは足が疲れる?

考えなしに床は”フローリング”一択だと思い込んでいませんか?

実はフローリングにも種類があります。また、他の仕上げを採用するという選択肢だってあるのです。

 

もしかするとあなたが思っている以上に、床の仕上げの世界は奥深いようです。

今日はそんな床の仕上げの基礎を簡単にご説明します!

 

床仕上げは大きく4つあります。

  1. フローリング
  2. カーペット
  3. Pタイル
  4. タイル

それぞれ特徴を見ていきましょう!

①フローリング

フローリングとは木質系素材からなる床板のことを指します。
基本は以下のの2種類です。

  1. 単層フローリング
  2. 複層フローリング

 

1番最初に思いつくのが単層フローリングでしょう。

特徴はなにより、無垢材の自然な風合いがあるという事です。王道のフローリング材と言えるでしょう。

 

では複層フローリングは何かというと、薄くスライスした単板を合板に張り合わせ、何層にも重ねて強度を高めた床板のことです。

単層に比べて伸縮や反りなどの変形が生じにくいです。

では、どちらを選べばいいのか?どちらもメリットデメリットがあるので以下を参考にしてください。

単層

  • ◯:肌触りがいい、調湿効果がある
  • ☓:施工性が悪い、収縮と反りが生じる

複層

  • ◯:収縮と反りが生じにくい、施工性がいい、選択肢が多い
  • ☓:傷付いたら合板が見える、調湿効果なし

 

概して、耐久性、調湿機能などの性能面で無垢フローリングの方が優れていると言われていますし、個人的には経年変化を楽しめる前者が好みです。

代表的なメーカー
・WOODONE (ウッドワン)
・LIXIL(リクシル)
・DAIKEN(ダイケン)
・BO & CO.(望造)

②カーペット

カーペットもマンションリノベにおける床材選びの選択肢に入れて良いでしょう。
繊維質なので触感が柔らかく、保温性、防音性にも優れているため子供がいるお家などに部分的に使用するのが効果的です。

 

カーペットにもタイプがあります。

  1. ロールカーペット
  2. タイルカーペット

床の全体に敷き詰める場合はロールカーペットを選びます。
タイプカーペットは小さくカットされているので、部分的に使うことができます。

 

また、色違いを組み合わせたりしてデザインで遊べるのはタイルカーペットの良さかもしれません。

代表的なメーカー
・TOLI(東リ)
・sangetsu(サンゲツ)
・SUINOE(スミノエ)
・OSHOMA PROS(オーシマプロス)

③塩ビタイル(Pタイル)

塩化ビニル樹脂や炭酸カルシウムなどの原料を薄い板状に形成した床材を塩ビタイルと呼びます。
3mmの厚さのものが多いです。商業施設の室内で採用されているのはほぼ塩ビタイルではないでしょうか。

 

特徴は、傷や汚れに強く、木目柄や石目柄などデザインのバラエティが豊富、施工性が高い!
フローリングと比べると安価で、カッターで簡単に切れたり、部屋の床に敷くだけでいいので最近はDIYで採用する人も多く見かけます。

※床暖房による温度変化が引き起こす下地の伸縮、床材の伸縮には注意が必要です。床暖房を使用する際は、メーカーに確認しましょう。

 

代表的なメーカー
・TOLI(東リ)
・sangetsu(サンゲツ)
・TAJIMA(田島)
・ADVAN(アドヴァン)

④タイル

粘土などを焼いて作るタイルは耐候性、防火性、防水性に優れており水回りに使われることが多い素材です。
デザインが豊富で床だけではなく、内外様々な用途で使用されています。

  • 燃焼温度による基地の分類:磁器質、せっ器質、陶器室
  • 釉薬(うわぐすり)の有無による分類:施釉(せゆう)タイル、無釉タイル

 

また、大理石など天然石を加工したタイルも床材として製造されているので、選択肢はとても多いです。

床に使用するタイルは人が上を歩くので、衝撃や摩擦に強いことが大切です。

そのため、硬くて強い磁器質タイルやせっ器質タイルがよく使われます。

大小様々な寸法規格のタイルが市販されており、特に表面積が50㎠以下の(一辺約7㎝*7cmなど)小さいタイルをモザイクタイルと呼びます。

代表的なメーカー
・LIXIL(リクシル)
・名古屋モザイク工業
・DANTO(ダントー)

 

〈コソッと小話〉

今回は紹介しませんでしたが、床スラブにモルタルで仕上げる設計者も多いですね。
ミニマルな印象が人気のモルタルですが、今回紹介した3つの仕上げ材を使用した物件に比べて、「足が疲れる」という声をよく聞きます。

 

塩ビタイルは厚さ3mmほどしかありませんがクッション性があるので、長時間立ち仕事をする人からすればその違いは大きいようです。

キッチンなどの家事をするエリアには生活者視点に立って、素材の特製に気をつけてあげると喜ばれます。

 

以上、床仕上げの基礎まとめでした。

今回はマンションリノベがテーマということで4つだけ紹介しましたが、床材には他にもサイザル麻や天然素材なんかも…素材は毎年のように開発されていますし、メーカーの情報を確認しながらデザインごとに上手く使い分けましょう.