学科試験から製図試験まで、幾度も山を乗り越えて、建築士を勝ち取った人たち。
彼らが、どのように試験を突破できたのか?
まだ、その大変さがどんなものかわからない!という建築学生の皆さん。
なんで自分は中々受からないんだ?と嘆く絶賛受験中の設計職の皆さん。
その秘訣を知りたくありませんか?
この企画では、合格した彼らが愛用していた勉強道具、勉強方法の裏側を追っていきます!
今回インタビューに答えて頂いたのは、学科試験を2018年に、2回受験した製図試験を2019年に合格し、一級建築士の資格を取ったリノベ設計職の野上さん。
目次
試験勉強の際の愛用道具を教えてください。
ノ-201S5-D ・キャンパスノート方眼罫 A4 40枚/コクヨ
これは製図試験の際に愛用していたノートです。専門学校で出された問題を、家に帰って1回まとめ直し、それをもう1回自分で解くというのをルーティーンにしてました。このノートはその際に使ってました。
製図試験は、勉強道具を自分が使いやすいものをこだわって選ぶという事がとても重要ですが、その中でも特に重要なのがこのノートでした。
その道具との出会いは?
大学の時の先輩で合格している人がいたので、その先輩にノートの重要性を教えてもらい、<世界堂>で探しました。
試験ではエスキースの用紙が渡されて、その用紙に答えを描いていくので、その試験の流れを真似るように描く事ができる大きいサイズがいいと言われて、これを見つけました。
使う上でのこだわりを教えてください。
1方眼を使う
2色分けする
3横向きで使う
この3点にこだわっていました。
1方眼を使うこと。私は、製図をフリーハンドで行っていたのでこれが大きなポイントでした。1回目に受けた時は、全て定規を使っていたんですが、全然時間が間に合いませんでした。
その後、2回目の試験の練習をしている際に、フリーハンドでやってみようと考えました。模索する中で、私の場合は全てフリーハンドにせず、柱までは定規を使うというのが一番早く描けるとわかりました。
2色分けすること。製図試験の対策としては、ノートを振り返る際どういうゾーニングの仕方をすると管理がまとまり早く解けるのかというのがぱっと見でわかるようにすることが大事です。そのために私は色分けをしていました。
3横向きでノートを使うこと。
そうする事で、見開きのページに、問題の読み取りと計画を記すページ、図面を書くページ、の2構成で納められるので、振り返りやすくなると思います。
製図試験は、ベストの描き方の手順を頭の中に把握しておくことが大切です。そのために、自分の早く描ける描き方を研究すること、描き方見返すための綺麗なノート作りが重要です。
その他、試験合格のために、工夫したことはありますか?
学科試験では、構造の公式を写真にとり、それをiphoneのロック画面に設定し、指紋認証ではなく暗証番号でロック解除するようにして、一度その構造の公式を読み込まないとロックが解除できないように設定していました。
そうすることで、嫌でも公式を見る回数を増やしていました。日々の小さな工夫で、何回も頭に入れることが重要だと思います。
まとめ ~自分に合った道具、ルールを見つける~
野上さんは、製図試験やその過程で必要な全ての道具に自分なりのこだわりをお持ちでした。製図試験は、試行錯誤しながら自分が一番早く解ける方法を見つけ、それに合った筆記用具を揃えていくことが大事なようですね。
皆さんもこの記事を参考に、自分に合った勉強道具を探してみて下さい。それが合格への始めの一歩かもしれません。
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