今月、8月5日に青山ベルコモンズの跡地に開業したばかりの『THE AOYAMA GRAND HOTEL』
Plan・Do・Seeの東京初ホテルができると知ってからずっと楽しみにしていました。早速ご紹介していきます。
目次
そもそも青山ベルコモンズって?
青山ベルコモンズは、1976年に竣工し2014年に閉館するまで青山・外苑前のランドマークであり続けた、ファッションビルのはしりともいわれたビル。建築を手がけたのは東京都庁の設計でも知られる故・黒川紀章氏です。
今年6月に表参道GYREの地下に移転オープンしたCIBONEも、元はここ、ベルコモンズ内にありました。新しい内装もどこかベルコモンズ時代の空気感があって、移転後に初めて訪れたときはとても懐かしさを感じました。
ベルコモンズ時代の旧CIBONE
GYREに入っている現CIBONE
使い勝手抜群のオールデイダイニング
冒頭から話が大きく逸れました。。
そのベルコモンズ跡地に今年オープンしたのが、Plan・Do・ Seeによるホテル『THE AOYAMA GRAND HOTEL』です。
まずは4階のダイニング『THE BELCOMO』へ。
ベルコモンズが青山・外苑前のランドマークだった1970〜80年台のヴィンテージマンションをデザインコンセプトに、ミッドセンチュリーを感じさせるインテリアが揃っています。
設計を担当したのはA.N.D.。
以前レポートした京都の清水小学校をリノベしたホテル『The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu』と同じ設計事務所です。
青山通りに面するテラス席。立地の良さを活かした客席です。
季節が進んで暑さも和らいだ頃に、もう一度ここへ来てビール飲みたいですね。。
圧倒的開放感のスイートルーム
続いてホテル客室へ。
ご案内いただいたのは3タイプのスイートルーム。
”マンション”をコンセプトにデザインされているからか、非日常的な眺望とは対照的に不思議とおうちへ帰ってきたように落ち着くことができます。
眺望はどの部屋もすごいのですが、角部屋のキングデラックスはもう圧倒的開放感…!!
青山通りと外苑西通りの交わりを眼下に見下ろします。
バルコニーがなく、絶壁の開口から足元の通りを見下ろすのは、昨年泊まった New YorK / 1 HOTELや、ダブルブッキングして泊まれなかったBrooklyn / Whyth Hotel に似た印象を受けました。
まとめ
デラックスキングの部屋からは、なんと神宮外苑の花火がキレイに見えるそうです。
今年は残念ながら中止となってしまいましたが、この部屋のベッドに寝そべって、ルームサービスで贅沢しながら打上花火を楽しめる日が、1日でも早く戻ってきてほしいですね。
事業者
運営/経営
ホテル運営:株式会社Plan・Do・See
デザイン :株式会社乃村工藝社A.N.D.
▼筆者紹介:hayato nozawa
インテリアデザイナー/ミーハー心を満たすために日々生きてます。楽観主義。ドポジティブ。寄り道が趣味。