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2020.06.08

【設計術】コレクションから始まる、リノベーション設計

「デザインの始め方」とは?

いざ、リノベーションの設計をはじめようとしても何から手を動かし始めるんだろうと漠然と不安を持っている方も多いのでは?

マンションリノベーションで住宅設計をしていた編集部メンバーにとっても大きな困り事だったデザインの始め方。要望により設計に特徴が出やすい内容を厳選し、何を考え始めないといけないかのTipsをお伝えします。

「趣味のコレクション多いんです…」

ライフスタイルが多様化された現在、住まいに求めることも多種多様となってきています。

その中で特にマンションリノベーションはそのソリューションとして選ばれることが多く、住宅設計の中でも様々要望に当たり悩むことが多いです。

例えば…
「趣味のコレクション多いんです…」

これを聞いた時、何を考え始めればいいでしょうか?
まず相当数の時間を割いて何から手を動かし始めればいいか考え、その先でリサーチを行ったことを今でも覚えています。

その先でリサーチを行ったことを今でも覚えています。

ここからは少しでもその工数を削減できるよう、何を考えるべきか、何を注意すべきかTipsをご紹介させていただきます。

①興味を持つ

まず心構えとして、コレクションなど趣味の世界は思い入れが強い領域になるので必ず興味を持って接客にあたりましょう。
というのも、思い入れの深さや拘りポイントが人により多様ですので深くヒヤリングを行いたいところですが、趣味の領域はプライベートな世界なため、人によっては、他人は踏み込んでくれるなと壁を作られてうまく聞き出すことができなくなってしまうこともあるかもしれません。まずは興味を持つところからはじめましょう。

②種類、大きさ、量を確認

趣味のコレクションといえども種類は豊富です。

書籍、レコード、フィギュア、絵画、服、食器などなど。
大きさ収納方法もそれぞれですのでまずは何をどれくらい持っているのかの確認をはじめにしておきたいです。
また、例えば飾り棚をつけるといってもどれくらいの奥行きと補強をすればいいのかなども、ここで確認した内容により変わってきますし、量によってはゾーニングにも影響する場合があるので、はじめの段階で確認しておきたいことです。

③今後の計画

実際コレクションは人によりますが、どんどん増える可能性がありますのでしっかり確認しておきたいです。

今を100%として何%まで増やすのか、一方でもし飽きてしまった場合のスペースの二次利用の可能性も確認しておきたいです。

例えば、収納用の棚を作り付けてしまうのか、後から外せるようにできるのかなどディテールを検討する上では重要な要素になると思います。

④いつ見たい?誰に見せたい?

上記に続き早めに確認しておきたいことは、いつ見たいのか、誰に見せたいのかです。

例えばLDKで常に見ていたいのか、書斎など個室にこもるタイミングに自分だけコレクションに包まれながら鑑賞を楽しみたいのか。
また、それらは家族や来客にも見せたいのか、もしくは見せたくないのか。

そしてどれだけの量を見せたいのかなども合わせて確認しておくのも重要かと思います。どこに配置するかにリンクしていきます。

⑤どう見せたいを確認

「コレクションを見せる」というとある種インテリアの要素になります。

その背景となる色は何色だと映えるのか、素材は何が適切かなどがデザインで求められる事かと思います。

場合によっては、コレクションを軸としたトータルのコーディネートも考えられます。

一方で、オープンな場所に置きっぱなしとなると保管としては気になる点があります。

日焼けです。そういったことも配慮が必要なコレクションであれば、西日の入るLDKではなく、北側の玄関をギャラリーの要素を入れるなども選択肢に上がるかもしれません。
また、背景の素材以外にもライティングもうまく計画してあげると演出の精度も当然上がります。

イメージ湧いてきましたか?

当然ながらこれ以外にも考えるべきことや、微調整している部分は大いにあります。
少しでも皆さんに役立ってば幸いです。

今後も、様々な「○○したいんですけど…」を掘り下げて見ようかと思います。是非お楽しみに。

 

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