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2021.08.19

押さえておきたい!資材発注の際に注意しておきたいポイント5選!

押さえておきたい!資材発注の際に注意しておきたいポイント5選!

~この記事でわかること~

  • 発注前の確認ポイント
  • 発注書の記入のミスしたくないポイント
  • 発注作業は受け取るまで気を抜けない!

プランが決まるといよいよ工事が始まりますが、その際に重要な発注業務の一つに『資材発注』です!
字の如く、” 物・材料を手配すること ” ですが、資材が現場に届かない・遅れる、届いた色やサイズ・品番が違うなどトラブルにもなることも少なくありません。企業によっては対応する方が別部署になるパターンもあるかもしれませんが多くのリノベーション設計職の方は一緒に行っているのではないでしょうか。

そこで今回は、目立たない業務かもしれませんが、現場をスムーズに進める為にとても重要なので、資材発注の際のポイントを紹介します!

1, 事前の見積依頼

まず、品番が決まっているのが大前提ですが(せめて絞っている)、発注先に見積依頼を取りましょう!特に初めて使う資材の場合や新規発注業者の場合は、必ず見積を取りましょう。

多くのメーカーや販売店は見積を元に発注書を作成・発行することが多いので、先に見積を取っておくことはポイントです。品番・数量・納品先などが間違っていないか事前にチェックもできるので、ミスがあっても事前に防ぐことができます!

引用元:Photo AC

2, 在庫の確認

見積も取っていざ発注したら「在庫切れ…」というショック過ぎる話、実際にあるんです。流通数の少ない商品や廃盤決定商品はもちろん、それ以外でも大規模なの工事によりよそで大量発注が入り、急遽在庫切れなどもあります。まず、選定の際には見積前には在庫を確認をしておくことが大切かと思います!

もし、在庫が少ない場合や着工まで期間がある場合など、在庫を仮押さえしておくことも一つです。分からない場合は発注先やメーカーに相談しておくとより安心です。

引用元:Photo AC

3, 納期の確認

在庫と同様に納期も確認しておきましょう!出来れば見積時と発注時の2回確認できると更に良いかと思います。

物によっては “海外から取り寄せる” “受注生産” など納期が数週間~数か月掛かる場合があります。工期や工程によっては間に合わない場合は、変更が必要にることもよくあります。仕上げなどは見積段階で分かって入れば、別の物を提案したり選び直したりプランの時点で出来るので、着工してバタバタせずにすみます。

引用元:Photo AC

4, 発注書の記入ミス

発注の際には基本的に発注書を発行します。
その際に入力・記入ミスが無いように発行前に必ず確認しましょう!
アルファベットや数字は間違いを見落としやすいので特に注意して下さい。

◆品番
◆数量
◆納品日
◆納品場所

納品日が祝日などになっていませんか?
工程や現場側と協議・共有した上で決めましょう!

引用元:Photo AC

意外と見落としがちなのが「納品先の住所」です。お得意先に発注する際や何件も現場が同時進行している場合は特に注意して下さい!納品先が会社になってたなんてこともあるので気をつけましょう。

5, 納品(受け取り)方法

初めて資材発注をする方は「???」となるかもしれませんが、発注した資材がどの様に納品されるかは、実は重要なポイントなんです。
特に【荷受け場所】【時間指定の有無】は事前に必ず確認し、現場側に共有しておきましょう!

【荷受け場所】
資材は業者によって受け渡す場所が異なります。大きく分けると下記3つの方法があります。①②の場合は、資材の大きさ・量によって人工や工程を調整する必要もあるので事前確認が必要です!

①車上渡し:トラック上で資材の受け渡しを行い、トラックから現場までは別の作業員が必要になります。
②軒下渡し:マンションエントランス前やマンション敷地入り口前で、資材の受け渡しを行います。(軒先き渡しとも言われるます)
③現場渡し:現場の中まで配送してくれ、現場内で受け渡しします。

輸入品などは別ですが恐らく多くの場合、納品の日程は指定が出来るかと思います。ただ、「午前中」や「14時〜16時」など時間指定ができない場合も少なくないです。

職人さんや現場監督さんなどが受け取ることが多いかと思いますが、時間指定ができない場合、誰かしらはその日に現場にいないと受け取りができません。たまたま1時間不在にして受け取れず、再配達→納品が遅れる→工程がズレる→完工が間に合わない!なんてことになったら大変です。現場に職人さんが常時張り付いている工程に合わせ調整を行いましょう。場合によってはそういう製品は選定から外すのも手です。