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2021.02.18

【第1弾】リノベーションに合うインテリア「Ariakeのサイドボード」とは?

【第1弾】リノベーションに合うインテリア「Ariakeのサイドボード」とは?

お客様から「この部屋に合うインテリアってどんなのですか?と質問された際に、困ってしまう方も多いのではないでしょうか、、?
この記事ではそんな読者のために、インテリアのプロである古久保さんからリノベーションに合うインテリアを1つチョイスしてもらって、特徴や組み合わせ方、マッチするリノベーション物件まで解説いただきます。

今回取り上げるインテリアは、「Ariakeのサイドボード」です。この記事を読めば、お客様にもインテリアを提案できるかも、、


古久保拓也
グラフィックデザイナーを経て渡英。アートディレクターとして企画制作を行う傍らアンティークのバイヤーのキャリアスタート。帰国後、リノベる入社。2018年「インテリアからはじまる住まいづくり」をテーマにインテリア事業を立ち上げる。


「Ariake」とは?

Ariakeは佐賀県諸富町に本社を置く、インテリアメーカーです。

特徴として以下に記載のあるように海外のインテリアデザイナーを、本社のある佐賀県諸富町に招き1~2ヶ月間共に過ごしてデザインを進めていくという独特のデザインプロセスを経ています。

“Ariakeは、家具の町である佐賀県諸富町のレグナテックと平田椅子製作所、二社が立ち上げた家具ブランドです。この名は九州にある有明海にちなんで名づけられました。「Ariake」とは日本語で夜明けを意味し、グローバル市場を目指し、海外のデザイナーたちとのコラボレーションを開始したこの二社の新しい幕開けを象徴しています。仕事における強いつながりは、良いものづくりの土台であるというのが私たちの信念です。家具は、人が共に住み、働き、食事をするという社会生活のために作られます。Ariakeのブランドとそのデザインは、諸富での二度の集中的なワークショップで、デザイナーたちと職人たち、アートディレクター、フォトグラファーがそのような集団で生活をすることにより作り上げられてきました。私たちは寝食を共にし、一緒に製作を行ったのです。”

引用:Ariake HPより

このインテリアの特徴は?


こちらの正式名称は「アイゾメサイドボード」といいます。

特徴としては、まずこの藍染で染めた事による深い藍色です。
そして寺社を思わせるような朱色も特徴的で、どこか昔の日本を思い出すような色使いが印象的です。

また特に朱色は差し色で使っているのがポイントで、真正面から見たら見えないけど、角度変えるとちらっと見えるところが、奥ゆかしく日本的な見せ方だと思います。

どのようなリノベーション物件と相性がいいですか?

藍染なので和室とも相性が良く、和モダンテイストのような物件とは相性がいいですね。
あとはデザインがシンプルかつ差し色が効いているのでグレーの躯体表しの壁などにもマッチし、そのような空間では違った表情が見ることができます。

このようなキャビネットは北欧ブランドが有名なため、そちらを購入しがちですが同じキャビネットでも、色や形が変わるだけで見え方が大きく異るため、面白い商品だと思います。

また色味も特徴的かつ、存在感があるので部屋のアクセントとして取り入れるのもいいですね。このインテリアがあることによって、日本のワビサビとか直線で構成されてる精緻なデザインを表す事ができると思います。

プロなら、どのように組み合わせるか?

HPの事例にもあるように「arita2016」と組み合わせると、取手の朱色と相まってとてもバランスがいいと思います。
また、ドイツ製の「fat lava」などの柄物と組み合わせてみても面白いですね。

サイドボードなので、上に配置する小物や中に入れる物によって、大きく見え方も変化すると思います。

「リノベーションに合うインテリアって?教えて古久保さん!」シリーズは、毎週木曜日更新です!お見逃しなく!!