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令和2年8月26日(水)茨城県境町で、建築家隈研吾氏設計の境町地場産品研究開発施設「S-Lab」、粛粲寶(しゅくさんぽう)美術館「S-gallery」の合同オープン記念式典を執り行いました。
第1弾となる「さかいサンド」(2018年10月オープン)、第2弾「さかい河岸レストラン茶蔵」(2019年4月オープン)に続き、このたび、第3弾・第4弾となる隈研吾氏設計の施設、「S-Lab(エス・ラボ)」「S-Gallery(エス・ギャラリー)」(茨城県境町坂花町1455ー1)が完成し、令和2年8月26日(水)午前11時から、この2つの新施設について合同オープン記念式典が開催されました。
■境町粛粲寶美術館 S-Gallery
境町にゆかりのある芸術家、粛粲寶(しゅくさんぽう)の作品を展示します。
入館料:330円
開館時間:午前10時から午後5時(月曜・火曜休館)
館長:胡牀庵青空子
■粛粲寶(しゅくさんぽう)について
明治35年新潟市西堀生まれ。花鳥風月・人物画など独特の画風を構築し、高い人気を博しました。平成元年、唯一の弟子であり「知友」と呼び強く信頼していた境町在住の中山氏(胡牀庵青空子:こしょうあんせいくうし)を頼り、東京から茨城県境町に転居。平成6年91歳でなくなるまで、数年間を境町で過ごしました。
歌舞伎座の英語版プログラムの表紙や、銀座三越の屋上庭園にある出世地蔵尊の原画など作品は多岐に渡ります。
「S-Gallery」入り口には、この出世地蔵尊のモデルとなる地蔵が展示されています。
■境町地場産品研究開発施設 「S-Lab」
S-Labは、年間を通して販売できる特産品を作り出す研究・開発施設で、オープンに先立ち商品開発施設として稼働がはじまっています。
また、9月16日(水)には、隈研吾氏設計による施設、第五弾「モンテネグロ会館」が境町にオープン予定です。
境町に完成した隈研吾氏設計の各施設を沢山の人が訪れ、町中を回遊することで、まちの賑わい創出が期待されています。