「AYDA 2020」日本地区ウェブサイトayda.jp
「AYDA」は、「多様性を受け入れ、社会にまなざしを向けることのできる人材」の育成を目的に、2008年より開催しています。日本、中国、シンガポール、マレーシアなどのアジア全15地域で、建築・インテリアデザインを学ぶ学生を対象に実施されています。
日本では第8回目の開催を迎える本年、今注目を集める独立研究者 森田真生氏を審査員長に、建築家の藤原徹平氏、中山英之氏を審査員に迎え、審査・講評いただきます。また、審査員によるトークセッションを9月10日(木)19時よりオンラインで開催する予定です。
各地域の最優秀賞受賞者は、賞金に加えて、各国の学生同士が学び合い多様性を理解する場となる「アジア学生サミット」(本年度は2021年中国上海で開催予定)に招待されます。また、同サミットでアジア全域の最優秀賞に選出された学生は、ハーバード大学デザインスクールに当社グループが設立した「ハーバード大学デザインスクールフェローシップ基金」の一環として、6週間の「デザインディスカバリープログラム」に招待されます。
また、2019年度「アジア学生サミット」は新型コロナウイルスの影響下、2020年7月に初めてオンラインで開催されました。日本地区から選出された工学院大学大学院工学部建築科の岩崎萌子氏が「Nippon Paint Color Award(日本ペイントカラー賞)」に選ばれました。
当社グループは、今後も「AYDA」を通して、国や地域を超えた学生同士の国際交流を図り、多様化する社会でグローバルに活躍する人材育成に貢献することを目指します。
【AYDA 2020開催概要】
テ ー マ:「光の可能態」
応募期間:2020年8月13日(木)~2020年11月12日(木)
結果発表:2020年12月初旬予定
応募資格:作品提出期間中に、大学院、大学、短期大学、専門学校、高等専門学校に在籍し、建築、インテリアもしくはランドスケープを学ぶ 18 歳以上の学生であること
応募方法:詳細はAYDA ウェブサイトにてご確認ください。ayda.jp
審 査 員:審査員長 森田真生、 審査員 藤原徹平、中山英之
選考について:
リージョナル(日本地区での選考):
・最優秀賞1名:賞金30万円およびアジア学生サミットへの招待(旅費/滞在費含む)、審査員とのインターンシップツアー
・インテリアデザイン部門優秀賞 2名、建築・ランドスケープ部門優秀賞2名:賞金各5万円及び審査員とのインターンシップツアー
インターナショナル(アジア学生サミットでの選考):
最優秀賞2名:賞金10,000USドル及びハーバード大学サマースクール(6週間)への招待
<ご参考>
【「Asia Young Designer Awards (アジアヤングデザイナーアワーズ)」】
日本ペイントホールディングスグループがアジア全 15 地域で建築・ デザインを学ぶ学生を対象に開催する建築デザインコンペティションです。2008 年マレーシアでの開催を皮切りに年々参加地域を増やし、昨年度はアジア全域で8,400人を超えた学生からの応募をいただきました。各国からの学生が同じ課題で競い、地域ごとに審査が行われます。各地域の最優秀者には賞金に加え、各国から来ている学生が一堂に会する「アジア学生サミット」への招待が副賞として贈られます。同サミットでは、本コペティションの主旨に賛同した各国の著名な建築家やデザイナーの方々よりボランティアとして直接指導が行われ、国や地域を超えた学生同士の国際交流が図られています。
【ハーバード大学デザインスクールフェローシップ基金】
日本ペイントホールディングスグループは2018年5月、ハーバード大学デザインスクールに学ぶアジア地域の学生支援を目的に、当社中興の祖である小畑源之助の名を冠したフェローシップ基金を同校に設立しました。「アジア学生サミット」での最優秀賞受賞者には、同基金よりハーバード大学デザインスクールが開催するサマープログラムへ招待します。(参加費・旅費・滞在費すべて主催者の負担)