~この記事でわかること~
- トーマス・ヘザウィックの日本初の建築とは!?
- 解体前に学士会館を観に行こう
- 中銀カプセルタワーに会いに行こう
- 休館前の山の上ホテルへGO
みなさんこんにちは!
東京では再開発が進み、注目の再開発プロジェクトが完成する一方で、残念ならが解体されていく建物もあります。そこで今回は都内の再開発に注目し、この秋おすすめの都内の建築をご紹介していきます。是非足を運んでみてください!
その①「麻布台ヒルズ」
引用:森ビル HP
森ビルが30年の年月をかけて構想を練ってきた「麻布台ヒルズ」がついに2023年11月にオープンします。低層階のすぐに目を引くファサードとランドスケープはイギリスの建築家トーマス・ヘザウィックが手掛けたもの。トーマス・ヘザウィックの日本での作品は麻布台ヒルズが初めてだそうです。他にもメインタワーの空間デザインは藤本壮介がデザインしたりと見どころ満載になっています。
詳細は森ビルHPよりご確認ください。
詳細:森ビル HP
その②「学士会館」
引用:学士会館 HP
2025年4月から新館の解体に伴い、2025年1月から休館になる予定の「学士会館」。ドラマ「半沢直樹」のロケ地でもあり、2003年に国の有形文化財にも登録されています。
関東大震災後に建てられた震災復興建築で、設計者に携わったのは建築構造学の発展に寄与した佐野俊器と日本橋高島屋や帝国ホテル新館などを手掛けた高橋貞太郎。新館の設計者は藤村朗です。
旧館は当時流行っていたスクラッチタイルを使用し、モダンなデザインとなっています。
なお旧館は曳屋移転の予定です。
詳細は学士会館HPよりご確認ください。
詳細:学士会館 HP
その③「SHUTL(シャトル)(中銀カプセルタワー)」
引用:松竹 HP
黒川紀章の代表作「中銀カプセルタワー」。惜しくも2022年に解体されてしまいましたが、取り出されたカプセルは全世界で保存・再生されています。今回ご紹介する「SHUTL(シャトル)」はカプセルを再利用した事例の一つで、松竹株式会社が東銀座にレンタルスペースとしてオープンさせました。定期的に企画展を行っており、ぜひ観に行ってみたいものです。
詳細は松竹株式会社HPよりご確認ください。
その④「山の上ホテル」
引用:山の上ホテル HP
老朽化に伴い2024年2月から休館することとなった神田にある「山の上ホテル」。1937年にアメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により建てられ、ホテルとしてのオープンは1954年となっており、オープン以降川端康成や三島由紀夫など数多くの文豪に愛されたホテルとして知られています。
アールデコ調の建築様式で、わずか35室の客室は全て異なるレイアウトとなっています。細部までこだわったデコラティブな内装がとても魅力的で、是非とも休館前に足を運んでみてください。
詳細は山の上ホテルHPよりご確認ください。