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2022.01.21

リノベーションが脱炭素社会に貢献!1戸あたりでは、杉の木7,500本の年間吸収量の削減効果?!

~この記事でわかること~

  • リノベのCO2削減効果=杉の木7,500本の年間吸収量/1戸あたり
  • リノベで循環型社会の実現を目指す

中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を提供するリノべる株式会社が、金沢工業大学 佐藤考一研究室、国士舘大学 朝吹香菜子研究室の研究協力のもと、産学共同研究を実施した研究の結果が発表されました。

2020年の脱炭素(カーボンニュートラル)宣言以降、CO2排出削減量目標が設定され、各分野で大幅な削減が求められています。企業価値の評価に影響を及ぼすようになりました。
そして、SDGsは産官民で取り組む世界共通の目標として、人々の消費における意思決定にも影響を与え始めています。

建物のリノベーションは、新築と比較して投入資材量や施工時の燃料を大幅に削減することができ、CO2排出量の削減に貢献する取組みであり、また、建物の解体により排出される廃棄物も大幅に削減することができます。しかし、建物のリノベーションは個別性が高く、これまでに調査された事例も少ないため、効果が定量化・見える化されていない現状でした。この発表された研究結果により、リノベーションと環境問題の関係が具体的に見えてきたのでその詳細をみていきましょう!

どんな研究内容?

引用元:リノベる 都市創造事業 HPより

リノベーションによるCO2削減効果と廃棄物削減効果を算出・見える化すべく、産学共同研究された内容は、既存建物をリノベーションした場合と、同規模の新築に建替えた場合で、「CO2排出量」と「廃棄物排出量」の比較調査でした。対象物件は、リノベるがリノベーションを実施した2棟の集合住宅です。

<北習志野台プロジェクト>
・千葉県船橋市
・築19年
・RC造
・総戸数50戸のマンション
・地上6階建て延べ4042平方メートル
・平均専有面積65.93㎡

<戸越公園プロジェクト>
・東京都品川区
・築49年
・RC造
・総戸数8戸の賃貸マンション
・地上4階建て延べ487平方メートル
・平均専有面積45.13㎡

調査結果

引用元:リノベる プレスリリースより

「北習志野台プロジェクト」の既存建物解体・設計監理・資材製造・建設段階におけるCO2排出量削減量は、約3,300tとなり、これは杉の木約37万本が1年間に吸収する量(※1)と同程度で、杉林約375ヘクタール分、明治神宮約5.1個分(※2)に相当します。

更に1戸当たりに換算すると、CO2排出削減量は約66tでした。
これは杉の木約7,500本が1年間に吸収する量(※1)に相当します。

そして評価した結果、既存建物を同規模の新築に建替えた場合と比較し、リノベーションでは『最大76%のCO2排出量と最大96%の廃棄物排出量を削減できる』ことを確認できたようです。

※1:適切に手入れされている36~40年生のスギ人工林1ヘクタール(1,000本の立木)が1年間に吸収する二酸化炭素の量を約8.8トンと推定(林野庁試算)
※2:明治神宮の広さは約73ヘクタール

リノベーションの環境問題への貢献

今回の研究結果より、リノベーションが脱炭素社会における解決方法の一つとなり得ることが明らかになったのではないでしょうか。

リノベーションは暮らしを豊かにするだけでなく、循環型社会の実現・脱炭素社会の実現に寄与できるなんて本当に素晴らしいですね。豊かな住まいづくりを通して、その先にある社会や地球環境の改善にリノベーションが更に貢献できるようにしていきたいですね。

 

リノベる株式会社 プレスリリース▶ renoveru.co.jp/news/5273/