~この記事でわかること~
- サンゲツ×隈研吾コラボの建材について
- 特徴的な3つのカテゴリーについて
住宅から非住宅分野までの幅広い内装材を取り扱う株式会社サンゲツと、世界的建築家である隈研吾氏の初コラボレーションによる、壁材と床材のコレクション『KAGETOHIKARI (カゲトヒカリ) 』が今年の4月22日に発売されました。
“ 伝統的な日本の美を壁装材・床材に如何に表せるか” をテーマに両者と日本全国の技術者・職人が3年の歳月を経て導き出し誕生したコレクションです!
引用元:「カゲトヒカリ」カタログ
コレクションはオノマトペを元に、手触り感・五感に響くデザインの3つのカテゴリー「しゃらしゃら」「もわもわ」「つぶつぶ」で構成。使い手の想像を掻き立て、自由な発想で空間をデザインして欲しいという願いが込められているようです。
どれも特徴的なのでアクセントに使えるかもしれませんね!それでは、それぞれのカテゴリー別の壁材・床材をみていきましょう!
目次
レイヤーの奥行きを感じる「しゃらしゃら」
引用元:「カゲトヒカリ」カタログ
” どこまでも深みが続くように ”
幾重にもかさなった線が風になびくと鳴る「しゃらしゃら」という音。
線に生じる「カゲ」が織り成す奥行き感を表現しています。
<壁紙:KAG-103-C>
和紙を漉く過程での褚繊維をそのまま利用し、線の重なりを形に。
<カーペットタイル:KAG-202-T>
グラデーション糸を用いたベースに単色の水平・垂直・斜めグリッドをランダムに配置し、線の重なりによって生まれる「カゲ」の奥行き感を追求。
やわらかな霧のようにけぶる「もわもわ」
引用元:「カゲトヒカリ」カタログ
” 揺らぎの連続が移ろいゆく ”
「ヒカリ」の中に現れる「もわもわ」とした有機的な「カゲ」の形。
ゆっくりと流れる時間の移ろいと空気感を表現しています。
<壁紙:KAG-301-C>
織物の持つ撚れ(よれ)や不安定な素材の特徴をあえて意匠に利用。
ベースにアルミ紙を置き、奥行きのある光沢感を創りだすことで、光の角度によって異なる揺らぎが現れます。
<カーペットタイル:KAG-405-T>
「カゲ」が揺らぐ様を大小の有機的な曲線で構成。
染色ピッチを長くとったグラデーション糸を用いることで色の揺らぎと線の揺らぎを組み合わせ、移ろいによって「カゲ」が動いている様を表現。
粒子による陰影が表情豊かな「つぶつぶ」
引用元:「カゲトヒカリ」カタログ
” 屹立するつぶたちの表現力 ”
「カゲ」の中のつぶつぶ。その不均一さや凹凸感のバランスを追求することで、「カゲ」が本来生みだしている力強さや温かみを表現しています。
<壁紙:KAG-503-C>
和空間にあう商品を目指し、職人の手塗りによる不規則な凹凸と塗りムラを活かし、陶器のような仕上げ。
<カーペットタイル:KAG-602-T>
大小さまざまに粒の大きさをデザインし、それらの粒の配置による粗密さや、さらに細かな凹凸を加えることで「カゲ」の持つ豊かな表情を追求。
ニットデニット糸を用いたカットパイルとグラデーション糸により、粒一つ一つの不均一さを強調することに成功。
詳しくはブランドサイトをチェック!
「KAGETOHIKARI」の各リンク先で詳しくチェックしてみましょう!
・「KAGETOHIKARI」ブランドサイトリンク
・「KAGETOHIKARI」デジタルカタログ
おすすめ記事